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戻ってきたマネージャーは俺を心配してくれたけど、俺はいつも通りラジオを楽しんだ。
ラジオも終わり、マネージャーの車に乗り込む。スマホを確認すると、みんなから俺を心配してくれるLINEがたくさん来ていた。
いのちゃんからは、何も来てない。
撮影が忙しかった?それとも、俺のことなんてどうでもいい?
…でも、
思ったより、ショックじゃない。
きっと、隣に高木がいてくれるから。
「みんな心配してくれたんだ。だいきんぐ復活!って送ったほうがいいかな」
「俺が、有岡くん目覚ましたって送っといたでしょ?それにみんなもう寝てるかもよ」
「ははっ俺たちのラジオ聴いてくれてたら起きてるはずですけど」
ふざけて話しながら…
高木に手を握られた。マネージャーからは見えない。
「今日、うちおいでよ。
1人にするの、まだ心配だから」
暗い車内、高木の声が思ったより近くで聞こえて俺はドキドキした。
「…でも」
「ふふ、俺のお願い、覚えてるでしょ?」
高木が冗談めかして言ってくれるから、
「お願いなら仕方ないな、行ってやるか」
笑って返すけど。
本当は、すごく緊張してる。
さっきのキス。
家に行くって、そういうこと?
僅かな期待と、不安…
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まや(プロフ) - 華月さん» 華月様、こちらまで読んでいただいて、しかも嬉しいお言葉までありがとうございます( ;∀;)私こそ華月様の作品をとても楽しみにしています!ありがとうございます! (2018年7月1日 0時) (レス) id: c0ede336e0 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - 素敵なお話、ありがとうございました。これからも応援しています! (2018年6月30日 23時) (レス) id: 5b1682a831 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - こちらも拝読いたしました!伊野尾エンドも勿論素敵でしたが、こちらもとっても素敵で感動しました…。それぞれの心情だったり、描写が綺麗で素晴らしいお話でした。高木くんの優しさがリアルでとても素敵でした!こんな素晴らしいお話を書けるまや様尊敬です(感涙) (2018年6月30日 23時) (レス) id: 5b1682a831 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - Shee.さん» 尊敬する作者様にそう言っていただけて嬉しいです(;ω;)またぜひよろしくお願いします(*^^*) (2018年6月3日 23時) (レス) id: c0ede336e0 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - なつめさん» なつめさん、勝手にお名前書いてすみません(>_<)こちらこそ、書く機会をいただいてありがとうございました! (2018年6月3日 22時) (レス) id: c0ede336e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まや | 作成日時:2018年5月24日 18時