エチュード(JUMP×JUMP短編集)

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in side


「え、待っ…ひかる…！」



制止の声を振り絞ったけれど、どうやら聞いてくれる気はなさそうだった。


「いのちゃん、俺にさせて…」


『ダメ』

そう言いかけた唇は塞がれて、舌が深く入ってきた。


ちゅ、ちゅ、と角度を変えて深まって、
たまにうっすらと目を開けると光の長い睫毛が見えた。

「はぁ、ん、ちゅ…」


キスの快感に夢中になっていると、

ひかるの指がお尻の割れ目にたどり着いた。


「…っ！」


くちゅ、優しくアナの入口を撫でる指。
ぞわぞわと足の指先まで震える。


つぷ…


「ひゃっ…」


ひかるの男らしくゴツゴツした指が、襞を掻き分けて侵入する。
自分で指を入れて慣らしている時は、ただ苦しいだけの行為でも我慢していた。

それが、こんなに…

好きな人から与えられる刺激なら、こんなにも気持ちいいだなんて…

俺が決して痛くないように、少し入っては少し戻る。擦れる感覚が気持ちいい…


え、？

「ひか、待っ…」


嘘だろ。俺の指じゃ届かなかったところまで、ひかるの指が来た。


「ん、ぁ、」


初めての感覚に、自分がどうかなっちゃいそうで。がくがくと内股が痙攣する。



ぐり、


「ひゃぁ、ん、ぁあっ」


なにこれ。
こんなの、知らない…



指を掻き混ぜるようにぐるりと回しては、俺の声が出るところを探り当てる。



「ぁん、は、あぁっ！」


声が抑えられない。
恥ずかしいくらい高くて甘い声が出る。
でも、抑えようと努力することすらできないほど快感に捕えられ、自分が壊れてしまったみたいだった。
俺の全部、ひかる次第。



ちゅ、
おでこにキスが落とされて、指がジュポッと抜かれた。
目をぱちりと開く。
ひかるはふわ、と笑って�犧能�確認�瓩鬚靴討�れる。



「…挿れるよ？」


いつの間にかゴムを纏ったひかるのものが、俺のヒクヒクと震える入口にいた。
こくん、と頷いたのと、ひかるのものが
ずん、と入ってきたのは、果たしてどちらが早かっただろうか。

さっき手にとって、口に含んでいたにも関わらず、予想以上に太くて、熱くて、
みちみちとアナを広げて入ってくる。



苦しくて
そして…



「ぁ、あぁっ…！」

コツン、奥までたどり着いたひかると肌をぴたりと合わせる。
全てが、ひとつになった。

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