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あれからどれくらいの時間が経ったのだろうか。
全身をくまなく舐められて、あの細く関節ばった指で体中を弄られて。
「…っく、」
我慢していた声が、息と共に漏れはじめる。
「へぇ、ゆうとはそんな声出すんだ。
かわいい後輩なのに、知らなかったな」
嫌だ、これ以上、薮くんの好きにさせるなんて…
「ひ、あぁっ」
さわさわと緩い刺激しか与えてこなかった薮くんがいきなり与えた強い刺激。
乳首をギリ、と抓られて、思わず声が跳ねた。
「ふ、かっわいー声。
…こっちは、もっといい声で啼くかな?」
じりじりと後ずさり、俺の足元に潜り込む。
え、まさか…
そのまさか。
ぱくり、熱い口に収められた。
滑るシーツをなんとか掴んで快感を逃さないと、それだけでイキそうなくらい俺自身は高まってドクドクと脈打っている。
ねっとりと唾液を絡ませて、スロートされる。そのまま舌がチロチロと動き裏筋を舐められた。
「っ、ん、…」
声なんて、出したくない。
手で抑えることは叶わないから、必死で下唇を噛み締めた。
「なぁ、光に見られてるよ?」
こんな時に、何言って…
そうは思うのに、壁一面にひかるくんがいて、犖られている瓩海箸魄媼韻靴討靴泙Α
『ねぇゆうと…気持ちいいの?』
光くんの熱のこもった声を想像してしまうと、途端に俺のものはぐぐ、と質量を増して薮くんの口の中を圧迫した。
その様子を鼻で笑った薮くんは、
じゅぷじゅぷと動きを激しくした。
高まった俺自身の括れの部分に歯を当てられて強くジュッと吸われる。
「も、無理っ…出るっ!」
薮くんの口の中に俺は欲を吐き出した。
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まや(プロフ) - ちちちさん» ちちちさん、コメントありがとうございます!よくしろくまさんのページでお見かけしていますちちちさんですよね?|´-`*)遊びにきていただけてたなんて嬉しいですっ! (2019年4月27日 20時) (レス) id: b929bba7e5 (このIDを非表示/違反報告)
ちちち(プロフ) - ときめきと切なさと背徳感にキュンとしました!最後のゆとひかのゆーとの色気ったら! (2019年4月26日 19時) (レス) id: 666edffd2b (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - しろくまさん» 大好きなしろくまさんにきゅんとしていただけたなら幸せですっ(´∩ω∩`*)ありがとうございます! (2019年4月26日 1時) (レス) id: b929bba7e5 (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - まや様、Twitterのやぶひかお話しを上げて下り、ありがとうございます。改めて読ませていただいて、きゅーん(//∇//)やっぱりまや様の学園物は鉄板ですね…!! (2019年4月25日 8時) (レス) id: f22c03c885 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - ねね子さん» 来て下さってありがとうございます(*´˘`*)どうも薮くん病み気味です(笑)ねね子さんに褒められるなんて嬉しすぎます〜(//∇//) (2018年9月30日 22時) (レス) id: 66cf309f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まや | 作者ホームページ:http://ma-no homepage
作成日時:2018年6月5日 21時