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施設長に用事があるという薮くんを、とりあえずみんなが過ごすリビングに通した。
まだあと2時間くらいは帰ってこないけど、と伝えると構わないから待たせてくれ、と言ったからだ。
薮くんは髪の毛が金髪になっていたし、ソファに座った足はやり場がないほど長くて、背が伸びたのだと知る。
でも、ふにゃりと笑うその顔は、変わっていなかった。
「久しぶりだね、薮くん」
俺は懐かしさでいっぱいになって、鼻の奥がツンとした。
「大ちゃんも、見違えた。
可愛く…いや、綺麗になったな」
薮くんは俺の頰に左手をあてた。
子供の時、よくこうやってくれた。
また、仲良くできるのかな…俺は懐かしくて、目を細めた。
ドサッ
何が起きたか、わからなかった。
さっきまでソファに座っていたはずなのに、
今は薄っぺらいカーペットに背中が当たっている。
目の前の薮くんの口の端が、キュッと上がっていて…
薮くんが笑っていることだけが理解できた。
着ていたお気に入りのTシャツは、引き裂かれてそれで腕を縛られた。部屋着の短パンも、下着も乱暴に取り払われ、遠くに投げられた。
素早い動きで、こういうことが初めてではないのだろう…
抵抗しようとしても、手が動かせない。
うつぶせで、古臭いカーペットに顔を押さえつけられる。呼吸さえままならない。
カリ、と耳を噛まれて、俺は肩を揺らした。
薮くんの顔が見えないことが、薮くんの声が聞こえないことが、とにかく怖かった。
「や…やぶくん…?」
ぐいっとお尻を高く上げられ、にゅるりと何かが、入ってくる。
、舐め、られてる…?
「や、な、なにっ…?」
「ん、大ちゃん、はじめて?」
薮くんが喋る吐息が、お尻にあたってぞわぞわとした。
あたりまえだ。
オトコと、したことなんか…
ぐちゅ、ちゅぷ…
唾液が中に送り込まれ、舌が、少しずつ奥へ入る。
固くした舌が好き勝手にずりずりと動き回り、気持ち悪い…
そう、思っていたのに。
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まや(プロフ) - ちちちさん» ちちちさん、コメントありがとうございます!よくしろくまさんのページでお見かけしていますちちちさんですよね?|´-`*)遊びにきていただけてたなんて嬉しいですっ! (2019年4月27日 20時) (レス) id: b929bba7e5 (このIDを非表示/違反報告)
ちちち(プロフ) - ときめきと切なさと背徳感にキュンとしました!最後のゆとひかのゆーとの色気ったら! (2019年4月26日 19時) (レス) id: 666edffd2b (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - しろくまさん» 大好きなしろくまさんにきゅんとしていただけたなら幸せですっ(´∩ω∩`*)ありがとうございます! (2019年4月26日 1時) (レス) id: b929bba7e5 (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - まや様、Twitterのやぶひかお話しを上げて下り、ありがとうございます。改めて読ませていただいて、きゅーん(//∇//)やっぱりまや様の学園物は鉄板ですね…!! (2019年4月25日 8時) (レス) id: f22c03c885 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - ねね子さん» 来て下さってありがとうございます(*´˘`*)どうも薮くん病み気味です(笑)ねね子さんに褒められるなんて嬉しすぎます〜(//∇//) (2018年9月30日 22時) (レス) id: 66cf309f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まや | 作者ホームページ:http://ma-no homepage
作成日時:2018年6月5日 21時