気付かされたこと1 ページ28
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今日も今日とてウジ氏の作業室にて相談しながら、残りわずかとなった編曲作業を進める。
2人して編曲に煮詰まっていた時だった、扉が開く音がして険しい顔をしたエスクプス氏が入ってきた。
彼を纏う雰囲気が、いつもとは全く異なり、挨拶の一声すらかけれなかった。
とりあえず軽く会釈だけはしておいた。
「ウジ、ちょっといいか」
低い声でそう言って作業室の外に出るようウジ氏に声をかけるエスクプス氏。
これは何かあったな、直感でそう思った。
しかし部外者である私が立ち入るべき問題ではないと思い、何も気づいていないフリをしてまたPCと睨めっこする作業へと戻る。
ウジ氏もエスクプスの尋常ではない雰囲気に何か気が付いたのだろう、「別の曲、進めといてください」そう私に指示を出して作業室の外に出て行った。
結論として、ウジ氏とエスクプス氏が戻ってきたのは夕方だった。
エスクプス氏が作業室に来たのが昼ごはんを食べた後だったので約5時間ほど話し込んでいたことになる。
戻ってくるや否や、次は私がエスクプス氏に呼ばれ、副社長室に一緒に行くよう言われた。
何を言われるのだろうか、不安に思いながらもお互いに言葉を交わさないまま、副社長室へと向かう。
この部屋に来るのは何度目だろう…。
エスクプス氏がノックをし中に入ると、そこではドギョム氏と副社長が、携帯を手に何かしている様子だった。
2人に挨拶をすると、何故かドギョム氏は悲しそうな顔でぺこっと頭を下げてきた。
エスクプス氏が副社長に「僕から説明しますね」そう確認を取り私の方を向く。
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ｷﾝﾓｸｾｲ(プロフ) - なみさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！ちょっと更新が停滞していますががんばって書きます♪ (2019年12月15日 20時) (
レス) id: be042a805d (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - はじめまして(^^)感動してウルウルしながら読みました。大好きな作品のひとつになりました！ (2019年12月15日 14時) (レス) id: ea29a86258 (このIDを非表示/違反報告)
ｷﾝﾓｸｾｲ(プロフ) - ちこなさん» 再度コメントありがとうございます。そう言って頂けると嬉しいです！気まぐれ更新ですが、これからもお付き合い頂けると幸いです♪ (2019年12月3日 19時) (レス) id: be042a805d (このIDを非表示/違反報告)
ちこな(プロフ) - 長編の予感嬉しいです！主とメンバーのやり取りが可愛くて何度も読み返したくなるお話しだと思います。これからも更新楽しみにしております (2019年12月3日 16時) (レス) id: 007cf2a6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ボッチャ | 作成日時：2019年12月3日 15時
