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気付かされたこと3 ページ30






「…そうですね、ごめんなさい…。私ピアノばかりだったりなので詳しくなくて…」

そう謝るとエスクプス氏は

「そうですよね、あくまでも実家みたいな感じの落ち着ける雰囲気の場所を探しているんですけどなかなか見つからなくて」

そう目を伏せながら言う。


ん、ちょっと待て、実家みたいな雰囲気だと…?


「実家みたいな場所ですか…?」

「はい、そうです。とにかく落ち着ける場所がよくて…」


その瞬間ピンと閃く。


「あの…もしよければ私の家に来ますか?

一応東京なのですが外れの方に住んでるので自然豊かですし、家は祖父母が残してくれた一軒家を改装した古民家みたいな感じなんです。」


そう私が言うと、複雑な表情をするエスクプス氏。

少し出過ぎた真似をしてしまったかなと思いハラハラとしながら彼の言葉を待つ。


すると

「…いいんですか?

ご自宅に行っても大丈夫ですか?ドギョム1人だと心配なので僕もついて行くつもりなのですが」


嬉しそうな表情を浮かべ、食いつくように尋ねてくるエスクプス氏。


「ゲストルームがあるのでそこで2人がが寝泊りすれば大丈夫ですよ。田舎なので無駄に家は広いし、外も人が少ないので安心してください」

なんとか彼らの力になりたくて、必死で自宅の良さをアピールする。


「それに、猫を飼っているので、一緒に遊んだらきっとドギョム氏も癒されますよ。」

その言葉で少しだけ笑みを見せるドギョム氏。




こうしてドギョム氏は私の家で1週間休養をとることが決まった。

エスクプス氏も一緒に。









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キンモクセイ(プロフ) - なみさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!ちょっと更新が停滞していますががんばって書きます♪ (2019年12月15日 20時) (レス) id: be042a805d (このIDを非表示/違反報告)
なみ(プロフ) - はじめまして(^^)感動してウルウルしながら読みました。大好きな作品のひとつになりました! (2019年12月15日 14時) (レス) id: ea29a86258 (このIDを非表示/違反報告)
キンモクセイ(プロフ) - ちこなさん» 再度コメントありがとうございます。そう言って頂けると嬉しいです!気まぐれ更新ですが、これからもお付き合い頂けると幸いです♪ (2019年12月3日 19時) (レス) id: be042a805d (このIDを非表示/違反報告)
ちこな(プロフ) - 長編の予感嬉しいです!主とメンバーのやり取りが可愛くて何度も読み返したくなるお話しだと思います。これからも更新楽しみにしております (2019年12月3日 16時) (レス) id: 007cf2a6d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ボッチャ | 作成日時:2019年12月3日 15時

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