優しすぎる人2 ページ44
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「そうだ、その映像みて思ったんだけど 韓国語Ver.にアレンジされてるんだね?ラップが入ってた」
映像を見た時から思っていた疑問を尋ねる
「そうだよ でも、僕韓国語のほうしか知らないや」
「私は原曲しか歌詞知らない」
何かが特別に可笑しかったわけではないが、2人してぷっと吹き出す
「ヌナ、この曲一緒に歌おうよ」
嬉しそうな顔で私を見てくる
「嫌だよ、ドギョム氏みたいな歌上手くて声量のある人とは一緒には歌えないよ」
「Aヌナ 歌上手いの知ってるよ?」
「でも韓国語の歌詞わからないし…」
「じゃあヌナが英語で僕が韓国語で歌えばいいよ」
「でも多分韓国語アレンジされている方はラップがあるからリズムが速い思うんだよね…」
「大丈夫、僕が合わせるから!」
そう押し切られて一緒に歌うことになった
音が大きすぎるだろうと思いピアノの屋根を閉める
「ヌナ、隣座っていい?」
そう言ってピアノの椅子に座ってきた
1つ狭いイスに2人で座る私たち
なんだかまた面白くなってきて笑い出す
ドギョム氏といると、些細なことでも笑ってしまうようになっている気がする
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作者名:キンモクセイ | 作成日時:2019年10月20日 23時