代役の私と13人の彼ら

もし違う出会いだったらば1 ページ25

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「かんぱーい」


ようやく今回の新曲の活動期間を終え、こうして メンバーとスタッフさんを交えて打ち上げが始まった


大人数な事もあり、お店ごと貸し切っているのでメンバーは騒ぎたい放題だ


サムギョプサルにカンジャンケジャン、ケランチムなど私の大好物ばかりが並んでいる

美味しいご飯にお酒、ご機嫌になりながら焼酎を呑んでいると



「お前はもうダメ、飲み過ぎ」


そう言って呑んでいた焼酎の瓶を取り上げられた


こうして飲み会のたびにクプス氏が隣に座ってきて、私からお酒を取り上げる


私の楽しみを取らないで欲しい

そもそも自分は浴びるかのように呑んでいるのに

なんて理不尽な人なんだ…



そんな事を考えていると

「ヒョンっ」だれかがクプス氏を呼んで話しかけているみたいだ


これは絶好のチャンスだと思い
空いてる席を探し逃げ込む



新しく手に入れた焼酎をグラスに注ぐ




「お前って本当に焼酎好きだよな」


お隣の席はウォヌ氏だったみたいだ


「うん、焼酎がなきゃ生きていけない」

そう言うと笑われてしまった







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