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おまけ ホシウジコンビ ページ24








ーーー後日ーーー



作業室近くの階段の踊り場を通りかかると


ホシウジコンビが話しているのが見えた


「本当だって この前練習室で、Aが俺のことを抱きしめたんだって」

「だから何度も言ってるだろ、夢の中の話かお前の妄想だろう それ」

「しかも背中トントンしてくれて、その後 両手を握りしめながら俺のことを褒めてくれたんだってば」


必死に語る彼は、ウジ氏から哀れみの目でみられている事にも気がついていない様子だ



その時だった、ホシ氏と目が合ってしまった

「ちょうど良いところにいた、A お前この間の話ウジにしてくれよ。俺を抱きしめてくれた時の話、何度も話すんだけどコイツもメンバーも 誰1人として信じてくれないんだよ」



おい、ちょっと待てハムスター野郎


何度も話してる?誰も信じない?……だと?


コイツはあの恥ずかしい話を、ウジ氏だけでなく他のメンバーにも何度も言っているのか……



それならば仕方ない



「何それ、勝手な妄想やめてよね」

そう言い捨ててその場を去った




背中からホシ氏の叫ぶ声が聞こえてきた






もし違う出会いだったらば1→←ダンスの天才の苦悩3



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作者名:キンモクセイ | 作成日時:2019年10月20日 23時

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