小話 金木犀と僕たちをSnap Shoot ページ37
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T8「金木犀の絨毯ができてる……」
僕たちはコンサートのため、2週間ほど日本に滞在している
合間にこうして地方のハウススタジオに来て、雑誌用の撮影をこなす
外に出たら大きな金木犀の木があった
中国にいた頃を思い出すな…
そんなことを考えていたら、ジュニヒョンが来た
JN「キレイだね、懐かしいな 中国にいた頃この甘い香りがすごく好きで、この季節が楽しみだった」
T8「僕も同じことを考えてた」
僕たち2人が写真を撮っていると
メンバー全員がガヤガヤとやってきた
HS「いい香り〜 ってもう散ってるんだ」
WN「あっという間に散るんだな… 」
JH「前もこの季節に日本でコンサートあったじゃん？あの時もすごくいい香りで、金木犀すんげぇ好きになった」
メンバー達はみんな写真を撮り出した、ホシヒョンを除いて
T8 「ヒョンは写真撮らないの？」
HS「俺はいいや…」
T8 「ヒョン、今この瞬間を収めないと、写真に収めて覚えておかないと」
WZ「…それ、なんだかSnap Shootの歌詞みたいじゃね？」
T8 「言われてみれば確かに…」
メンバー達が笑い出す
誰だろうか、Snap Shootを歌い出した
気がつけば僕を含めみんなで笑いながら歌っている
WN「なぁ、あの時みたいに俺がカメラ持ってみんなで金木犀と写真取ろうぜ」
そう言ってセルカ棒を持ってきて準備する
SC「お前ら掛け声わかってるだろうな？」
一同「さん、に、いち、Shoot 」
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作者名：キンモクセイ | 作成日時：2019年10月20日 23時
