─薬の副作用その2 ページ12
【Attention キャラ崩壊注意 by 作者】
──────────────
No side ─
食堂の中でふらふらとAが歩いていると、
誰かに袖を引っ張られる。
振り向くと監督生のユウであった。
『あー、ユウくん？どうしたんだぁ？』
手をぎゅっと取り、彼の顔を覗き込むと
ユウの顔は真っ赤になっていた。
同性である筈なのに
ただ少しだけ凄い同級生だと思っているだけなのに
今の「彼」に少し緊張しているのは
何故だろう。
何かの間違いだと監督生は思った。
「あの、さっきカリム先輩たちがAくんの事探してしたから、手伝っていました！
僕に付いてきてくれますか？」
『やった！付いてくよー、どこどこ？
ﾋｯｸ····』
小さなしゃっくりをあげて
彼の後に付いていくA。
少し照れながらも、
ユウは少し緊張している気持ちを抑えて
「A···くん、僕の手を離して貰えませんか··っ」
と言ってみたが
Aは聞こえなかったのか
手を掴んだまま
ぶんぶんと振り回している
まるで幼稚園児の遠足のように。
「····っ」
仕方なく周囲の視線を浴びたまま、
彼はAを連れて
早足で先輩の所に向かった。
──────────────────
「先輩たち！Aくん来ましたっ」
『ﾋｯｸ
お待たせしました』
監督生の手をようやく離して寮長の所へ走っていく
「礼を言う、ユウ。」
「ありがとな！お前も今度オレたちの寮に遊びに来いよー！」
「はい！今度グリムとお邪魔させて頂きます」
監督生は丁寧にお辞儀をしてグリムたちを探しに行ってしまった。
この時のAは
寮長二人を見上げて
子供のようなあどけない笑顔を見せる
『今日は、何にするのですかぁ？』
「「────···っ!」」
目の前のAの笑顔が可愛すぎたのか
カリムは目を輝かせ
ジャミルは両手を胸に抑えて暫く動かなくなったのである。
こんなにも殺傷力があるだなんて、
聞いていない、と。
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ちろちろ(プロフ) - ユメゾラさん» いやぁ、もう、尊いですよね！！夢主最強説(？)こちらこそ読んで頂いて何より嬉しいです。 (2021年5月5日 19時) (
レス) id: a4632cb321 (このIDを非表示/違反報告)
ユメゾラ - 今日も今日とて推しが尊いです。ありがとうございます。いやね？カリム君が照れるって事はもう．．．．．夢主ちゃんは最強なんだよ(？) (2021年4月29日 17時) (レス) id: f056af6f4d (このIDを非表示/違反報告)
ちろちろ(プロフ) - ユメゾラさん» うわああんありがとうございます！マジで心が暖まります！嬉しいですっ！キャラ崩壊これから激しくなると思いますが頑張って行きます！いつも嬉しい言葉ありがとうございます！！ (2021年4月20日 11時) (レス) id: a4632cb321 (このIDを非表示/違反報告)
ユメゾラ - だからお話もイラストもめちゃめちゃレベチなんですってぇ！好き!!!!!!!愛してる!!!!!!!((調子乗りましたすみません←夢主ちゃん．．．いや、この場合君か．．．？()もカリム君も尊い．．．．．スカラビア推しの聖地や．．．長いですねごめんなさい (2021年4月19日 21時) (レス) id: f056af6f4d (このIDを非表示/違反報告)
ちろちろ(プロフ) - 山崎石さん» ありがとうございますっ！期待に応えるように最善を尽くしますね！ (2021年4月11日 0時) (レス) id: a4632cb321 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寝巻き | 作成日時：2021年3月28日 21時
