僕らと君の遠い未来〜part3〜

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健人side



「Sexy Zoneからやるよー！」



振付師さんの声でリハ室の真ん中の立ち位置に立つ



踊ってる時も風磨とは少し目が合う



歩くのもふらふらしてたのに踊り出せばいつもとなんにも変わらない



ただちょっと汗の量がすごいし顔色悪い(笑)



「はい、OK！じゃ次！」



２曲続けて踊って5人で脇にハケる



勝「マリ、ワンで動いてる。あそこツーからだから」

マ「あ、うん。わかった」



勝利がメキメキとしっかりしてきたのが見える



うん、いいことだ(笑)



風「中島、ちょっとトイレ」

健「一人で行ける？」

風「マジついてくんな」

健「はいはい」



風磨がふらふらしながらトイレに行くのを見送ると勝利から話しかけられた



勝「ついてかなくて大丈夫ですかね…」

健「心配だから俺こっそりあと付けるから先楽屋帰ってて？」

勝「わかりました」



そう言うと3人は楽屋に帰って行った




助けてって言えない風磨が心配だわ……



男子トイレに行くと個室が一つ閉まってた



健「風磨？大丈夫？」



声をかけると小さな声で答えが返ってきた


風「来んなって言ったじゃん」

健「お腹痛い？」

風「…………」

健「出られそうだったら出てきて？本番までまだ時間あるから衣装着る前に体拭こう？
汗びっしょりだから風邪ひいちゃうよ」

風「待って……」



下してる音がすごくするしお腹の音もすごい



ドアの前で待ってたらしばらくしてドアが開いた

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