僕らと君の遠い未来〜part3〜

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健人side



風磨が寝てしまってからレッスン着に着替えた



勝「風磨くん、大丈夫なんですか？」



楽屋で寝ている風磨に気を使ってか



マリウスも聡もいつもみたいにバタバタ走り回ったりもせずに静かに心配そうに風磨を見てる



健「昨日の仕事でちょっと頑張りすぎちゃっただけだから心配しないで？」

勝「風磨くん、どのくらいなら無理なく動けるんですか？熱もよく出るんですか？」

健「勝利、今日は質問攻めだね(笑)」

勝「さっき、3人で話してて風磨くんのことを健人くんにばっかりじゃなくて僕らにもできることがあったらやろうって。
健人くんだってこれからずっと風磨くんの隣にいられるわけじゃなくなるかもしれないし」

健「そっか、そんな事考えてくれてたのかぁ……ありがとね？」




たしかに俺だって今後ずっと一緒にいられるわけじゃない




風磨のことを3人に任せるのも考えなきゃな




健「風磨ね、人に心配されるのがすっごい嫌いだから俺ともよく喧嘩するけど
ほんとに辛い時にも強がって何も言わないような人だから、今度から俺と風磨が喧嘩した時には手伝ってもらおうかな？」



ちょっと笑い話にしたつもりだったのに誰も笑わなかった(笑)



健「真面目な話すると、手術してから早く退院したから
まだ心肺機能が正常に動いてるとはいえない状態で時々今日みたいな日もあるんだ。
後、喘息も持ってるから体調いい日の方が珍しいくらいかな」

勝「そう……ですか」

健「今日はきつそうだけど、病院で薬入れてもらったからちょっとでも元気になるといいんだけどなぁ……」



そう言うと俺も風魔の寝顔を見て少し心配になってしまった

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