僕らと君の遠い未来〜part3〜

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風磨side



「おはようございます！」

健「うわー、またいきなり来た」

勝「なんでこの時間なんですか？」



なんて、みんながワイワイ言う中で楽屋の端で丸くなって寝てる俺(笑)



セクチャンは毎回朝早いし、昨日も学校のあと仕事で相変わらず体がついていかない……




携帯が鳴ってLINEを確認するとこの前の打ち上げのスタッフさんから




「もう、そういう場で挨拶しないと非常識ととられてしまう年だと思います。向こうサイドのお偉いさんもいらっしゃいます。よく考えてください」



あーもう……ブン投げた携帯は俺のカバンにすっぽり入った



「ちょっと風磨くんも来てもらっていいですか？」



顔なじみのスタッフさんだから直前まで俺は呼ばれないし、カメラにも抜かれないから大丈夫なんだけど




風「今日は何するの？」

「今日は、軽くスポーツしてもらおうと思いまして」



なんて、いつも通り始まったセクチャン



体育館に移動して、今日はダブルダッチらしい



風「っはぁっ……はあっはあっはあっ……」

健「くそっ！むずいっ！はぁっはぁっ……」




少し練習しただけでも結構難しいし、息上がる……心なしか胸が痛い……



みんなが練習してるとこ悪いけど端の方で息を整える



まだ息だけだから大丈夫だと思って収まってから立ち上がると



スタッフさんとダブルダッチ教えてくれる先生に無理しないでねって言われて心配された




そう、俺は相変わらずデビュー当時から何も変わってない




相変わらず周りに迷惑かけて甘えてる




ってマイナス思考が止まらなくて、戻ってき再び始めた練習では4人よりたくさん飛んでやろうって休憩も挟まなかった

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