僕らと君の遠い未来〜part２〜

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風磨side


次の日の朝…


昨日寝れなかったからかなんか頭痛い…


けど今日もすることないし…

けどベッドから出て昨日みたいにプレイルームでガキ達と遊べるほど元気ないし…

うだうだしてるうちにタッキーが一番会いたくない人を連れて来た


タ「風磨おはよ^ ^健人連れて来たよ？」

健「風磨…俺ね…」

風「ちょっと…待って…俺先に…いい？」

健「いいよ…」

風「俺ね…あれから…考えたんだ…手術したって言っても…症状が…ゲッホゲッホゲッホゲッホ‼」

タ「風磨？ベッド倒すよ？酸素着けるよ？」

風「…軽くなった…だけ…ゲッホゲッホゲッホ！…だし…」


なんだよこの咳…止まんないし…息できない…


タ「風磨もう喋んないで…健人ごめん帰ってもらってもいいかな」

行ってしまう健人の腕を必死につかんだ

風「待って‼これだけはっ…これだけは聞いて‼…いつ…いつ死ぬか…わかんないなら…俺は…俺は死ぬ直前まで…お前と…ゲッホゲッホ…みんなと…いたい…舞台に…立ちたい…それでゲッホゲッホ…死ねるなら…俺は…思い残すことは…何もない…」


中島…泣いてる…


健「風磨っ…」


けどもうダメみたい…だんだん闇が広がっていく…

伝えたいことは…伝えられた…


最後に慌ただしく入ってくる山ちゃんが何と無く見えて…

真っ暗な闇にまた入ってしまった

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