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風磨side
手術から1週間、一般病棟に移った俺は今日もプレイルームでガキ達と遊んでる
紫「風磨にいたんっ‼ほっよで‼」
風「本?どれがいい?」
勇「だめっ‼風磨にいたんはぼくとさかするの‼」
風「勇くん?流石に病院でサッカーは俺もやったことねーぞ?」
嶺「嶺と遊んで‼」
風「あぁーちょっと待って‼順番‼」
順番でまずは紫耀に絵本を読んであげてるとプレイルームの外からドス黒いオーラが…
山「風磨?ベッド上安静はどうしたのかな?」
風「次の日おじいさんは…」
山「風磨‼」
風「るさいな…」
山「せっかく外出の許可出そうって話し合ってたとこだったのにな…」
風「もう無理ならいいよ…別に…」
山「嘘だよ^ ^風磨に特別ゲスト^ ^」
風「誰?」
健「久しぶり^ ^」
風「健人‼」
山「これ乗ったら外出許してあげるよ」
そう言って車椅子を指差す山ちゃん
風「絶対無理…」
山「じゃあ…」
風「乗るよ…乗ればいいんでしょ?乗れば‼」
健「じゃ行こ?」
久しぶりに来た健人に車椅子を押してもらいながら院内を散歩した
健「体調…どんな感じ?」
風「前よりは全然いい」
健「そっか …」
風「そっちは?」
健「俺は相変わらずちびっ子Jr.と踊ってる」
風「そっか…」
健「風磨…いつ頃退院できそう?」
風「山ちゃんが言うには順調にいけば後3週間後くらいだって」
健「そっか…風磨?」
風「なに?」
健「俺さ?風磨って何があっても負けないし負けない強さを持ってるやつだと思ってる」
風「…うん」
健「風磨がいないと、俺は正直仕事してて楽しくない…風磨がJr.になった理由タッキーに聞いたよ?」
風「うん」
健「風磨に会えてよかった…その時本気でそう思った…けど同時に、風磨が命削ってまで仕事するのはよくないと思った」
風「中島…」
健「ここまで風磨が必死に繋いできたものを削ってまで仕事するのには賛成できない」
風「じゃあ俺もう復帰しない方がいいってこと?もう俺いない方がいいってこと?」
健「…………」
風「中島‼答えろよ‼なぁ‼」
健「風磨がそう思うならそうなんじゃない?」
風「わかった…中島が言いたいことはよくわかった…帰れ…帰れよ‼」
中島は一度も振り返らずに歩いて行った
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時生(プロフ) - 再び更新ぼちぼち始めました!まだ読んでいてくれている方のために完結までしっかり描きたいと思います (2016年3月15日 12時) (レス) id: 672406ed1d (このIDを非表示/違反報告)
あん - 最高です!更新まってます! (2014年10月26日 8時) (レス) id: 4547d5ba27 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 更新待ってます! (2014年9月9日 0時) (レス) id: 7db07af32c (このIDを非表示/違反報告)
ふまたん*´ `* - 更新頑張ってください!わたしはいつでも応援し続けます★ (2014年8月4日 14時) (レス) id: bb7bd52597 (このIDを非表示/違反報告)
風磨大好き(ο´∀`ο)♪ - 感動しました(´Α`。)更新頑張ってください。 (2014年7月22日 12時) (レス) id: bb7bd52597 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時生 | 作成日時:2014年1月27日 22時