僕らと君の遠い未来〜part２〜

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健人side


その日の夜中…



………ガチャン‼


風磨の部屋の方から何かが倒れる音がして急いで風磨の部屋に向かった


健「風磨？どした？」

風「あっ……けっ……はぁっ…はあっ…はあっ…はあっ…ゲッホゲッホッ‼ゲッホ‼」


ベッドから落ちて荒い呼吸と咳を繰り返す風磨


健「風磨？これ吸って？ゆっくりでいいからね」

背中をさすりながら喘息の薬を吸わせるとだんだん咳が収まってきた

健「胸大丈夫？」

声を出す元気もないのか頷く風磨…


ベッドから落ちた風磨をまたベッドに抱き上げて戻して部屋に戻ろうとすると腕を掴まれた


風「い………かな………いで………」


熱も上がってきたみたいで目を潤ませながら言う風磨


健「ずっとここにいるよ^ ^」

俺が笑うと安心したのか目を閉じた

今度こそ部屋に戻ろうとしたけど風磨が掴んだ腕を離してくれなくて

仕方なく風磨のベッドの横に座っているうちに寝てしまった

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