さよならギャングの巣窟、こんにちは刑務所 ページ5
……どうしてこうなった
俺たちの目の前には大きな……刑務所が。
「言っただろ、お前には俺たちの仲間になってもらうと。」
「え？いや……お前、これは突き出すつもり満々だろ！」
ハッカー連れてムショ来るとか、それ以外何があるんだよ！
「なんだよ、ムショ上がりには俺たちはキョウダイ〜みたいなあれか？あれなんか！？だったら断固拒否だぞ！」
あんなベタ(？)な展開は真っ平御免だぞ
「ははっ、お前が望むならそうしてやってもいいんだぜ？」
「嫌だっつったろ！」
俺がそう反発すると、ブチャラティは笑って、一息ついてから今後のことについて話した
「お前にはこれから、この刑務所の中にいるポルポという男から試験を受けてもらう。合格すれば、お前は晴れてギャングだ。」
「……不合格だったら？」
「どうだと思う。」
まさかそんな返しがくるとは思わなくて、少し困惑した後に考える
……普通の面接とかなら、履歴にほんの少しのキズがつくだけだ。だが、今回は違う。
何を言おうと、ギャングなのだ。恐らく……考えたくはないが、死ぬんだろう
「…死……ぬ…？」
恐る恐る聞いてみる
「まあ、そうだろうな。」
さも当然かのようにそう言ったブチャラティに、恐怖を感じた。
「……さ、無駄話している時間が勿体ねぇ。さっさと済ましてこい。」
「え？あっちょ……！」
ブチャラティに押し込まれるようにして、俺は刑務所の中に入ってしまった。
「…」
身体検査とか色々済ませたあと、奥の部屋にすすんだ。
えっと……確か、このガラスの向こうに"ポルポ"って奴がいるはずたんだが……
どうしよう、どこにも見つからない…
その時だった。
ベッドがモゾモゾと動き始めて、だんだんと形を崩していき…
……まあ、かなーりダイナミックな体格の男が現れた
…
…は、え？
「やぁ、A・マニュピュレイトくん。ブチャラティから話は聞いてるよ。いや、それ以前に君は組織内で何度か噂されているから、ほんのチョッピリ知っていたがね。」
「え……ベッドが、人間…人間…？人間がベッドに……？」
「…困惑しているようだね。」
急に男の顔がニュっと近づいてきて、ゾワッとしたのと同時に意識が覚醒した
「え、あっ……えっと、入団試験を…受けたいんですけど……」
「ああ、分かっているよ。ゴホン！それではまず…君には聞きたいことがある。」
「聞きたいこと、ですか」
もしかして、ハッキングについてか…？
ギャングってベッドが人間になるのが普通なのか？→←ギャングって家に帰らせないのが仕事なんか？
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兎(プロフ) - 最近見つけたものですッ！今も更新を行なっているのかは定かではありませんが、応援していますッ！！ (10月14日 1時) (
レス) id: 0558b064c9 (このIDを非表示/違反報告)
森(プロフ) - ぐっはああああ!!この作品スゲェ好きです!!更新頑張って下さい!! (2022年11月10日 13時) (レス) @page16 id: 16b29645b2 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - すごい好みです!控えめにいって神です。更新待ってます! (2022年9月4日 23時) (レス) @page16 id: 8ef62998d5 (このIDを非表示/違反報告)
名の無いただの人(プロフ) - くっ...好みすぎて...ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｯ無理しない程度に毎秒更新待ってますぬ...！！！！！ (2022年7月16日 9時) (レス) @page14 id: c00320f8c9 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけなすび - こういうキャラまじで好き。更新頑張ってくだされい。 (2022年5月23日 20時) (レス) @page12 id: 3dbd05047b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこにこみ x他1人 | 作者ホームページ：http teno1
作成日時：2021年10月28日 0時
