おい待て、こんな居るとか聞いてねえぞ。 ページ3
「ブチャラティ〜、終わったか？」
「ああ、ミスタ。一通りはな。この後入団テストを受けさせるつもりだ。戦力にならなければ即刻捨てられるからな。」
「ハッ、随分とお酷えこと言いやがんな。」
「アバッキオもいたのか。」
…は？
え、なんかぞろぞろ出てきたんだけど…
「俺達も居るぜー！」
「ったく…ギャングにちょっかいかけるとか、そこのバカはどれだけ命知らずなんですか…」
なんかさりげなくバカ呼びされたしあと増えた。
あ、やばい…
大人数は…苦手……
「う"っ…」
「大丈夫か？少し強く殴りすぎたかな」
「や、それはまぁ…大人数は苦手なんだよ……」
ブチャラティの影に隠れながら、そう教えておいた
「そうか。まあじきに慣れるさ。」
「は？じきにも慣れねえわこっちは恐怖症発症しかけてんだフザケンナお前」
口元を抑えながら半ギレでそう言った
やべえさっきより気持ち悪くなってきた…！
「おえ…」
「具合わりぃの？」
「あ…？あー……煙草の禁断症状とでも思っといてくれ…」
明らかに何歳か歳下であろう少年が話しかけて来たので、とりあえずそう返しておいた
…いや、子供に煙草が云々って言うのもまずいか？
何歳くらいかなこいつ。13…14？まあ未成年ってのは確定だろうな
「はぁ…面倒なやつだな。おい、サイトの不具合いい加減直せよ。」
バンダナ少年の年齢について割と真剣に考えていたら、いちごのピアスをつけた少年にそう言われた。
あやべ。忘れてた。
「……家にあるパソコン。」
「あ？」
「アレ使わんと直せん」
別にそんなことはないが、どうせなら使い慣れた物を使いたいだろう？
あわよくばこのまま帰…
「あぁ、これだな。一応持ってきたぞ。」
「お前ほんとさァ…！」
帰らせる気はねえってことかよ、クソッ！
ていうか今どこから出した？
「お！これでサクッと直せるな！」
そのいい笑顔をやめろバンダナ少年…
「チッ、仕方ねえ…」
ウイルス取り除いてプログラム修正して…あ、一応無害なウイルスだけ入れとこう。
これでいつでも弄れる。
「ほらよ、終わり。……これでいいな？俺帰るからな!?」
「待て…お前さっき別のウイルス入れたろ。」
ドスの効いた声で、髪の長い男が俺の手をその場で固定するように掴んだ
「ちょ、手ェ離してくれねえと俺帰れな……」
「まあまあ、もっとゆっくりしてけや。どうせ帰らせるつもりはハナからねぇんだ。」
その男がそう笑って、俺はいよいよ死を覚悟した。
ギャングって家に帰らせないのが仕事なんか？→←んじゃあ、自己紹介と行こうか。（ガクブル）
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 92人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
兎(プロフ) - 最近見つけたものですッ！今も更新を行なっているのかは定かではありませんが、応援していますッ！！ (10月14日 1時) (
レス) id: 0558b064c9 (このIDを非表示/違反報告)
森(プロフ) - ぐっはああああ!!この作品スゲェ好きです!!更新頑張って下さい!! (2022年11月10日 13時) (レス) @page16 id: 16b29645b2 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - すごい好みです!控えめにいって神です。更新待ってます! (2022年9月4日 23時) (レス) @page16 id: 8ef62998d5 (このIDを非表示/違反報告)
名の無いただの人(プロフ) - くっ...好みすぎて...ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｯ無理しない程度に毎秒更新待ってますぬ...！！！！！ (2022年7月16日 9時) (レス) @page14 id: c00320f8c9 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけなすび - こういうキャラまじで好き。更新頑張ってくだされい。 (2022年5月23日 20時) (レス) @page12 id: 3dbd05047b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねこにこみ x他1人 | 作者ホームページ：http teno1
作成日時：2021年10月28日 0時
