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ハートケアだからか、心が病んでる人が多く訪れる
話を聞いてあげるのを第一に、あまり口出しせず、相槌を打つくらい
午後の診療は19時まで
あと15分で終わりだし、もう誰も来ないと思っていた
コンコン…
優衣「A先生、変わった患者さんです。元カノに追いかけられてばかりいて精神的に不安定だそうです」
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嫌な予感しかしない
きっと、優衣ちゃんも半分くらいわかってんじゃないかって
「ん、いいよ。入れてあげて。どうせもうすぐ終わるんだし」
優衣「わかりました」
優衣ちゃんが出て行った後に、すぐ入ってきた大倉忠義
見た目頑丈そうに変装してるけど、スタイルはいいな
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忠「あの時からずっと追いかけられて、何度も何度もメールが来て、精神的に病んでるんや。助けてや、A先生」
「…まず、その変装解いてくれる?」
忠「…俺の顔、見たいんや。しゃーないなぁ」
「///…あたしができることは、精神的な心を正すこと。元カノに関しては、警察に相談すべき。ストーカーが進行していく前に相談した方がいい」
忠「…ホンマに心読めるん?元カノに追いかけられてたの、あの時知っとったん?」
「…」←口出し不要、相槌だけのはずが出してしまったことに後悔するあたしであった
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作者名:ちーこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chi-ko/
作成日時:2023年3月11日 8時