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忠義side
二度あることは三度あるというが、こう仕向けてるのは俺なんだよな
酔い潰れたA先生を家に連れてきて、一緒に寝る
寝てる間も心読まれてんちゃうかって思ってしまう
ま、A先生になら全然読まれてもええ
A先生だって、心読まれる覚悟ある人と付き合いたい言うてたし
俺で良かったらどうなん?って、一瞬言いそうになった
・
寝顔見る度に思う
やっぱり俺、A先生のこと好きやわ
A「ごめんなさい!」
「別に謝ることちゃう。家知ってるし、送り届けることできた。でも、お兄さんに俺との関係知れたら嫌やろ?」
A「嫌…だけど、いずれ知ることになる」
「そんな時はこう言うたらええ。付き合ってますって」
・
え?って言うA先生の顔かわええ
よくわかってないA先生を引き寄せて、キスした
「…好き。A先生、いや、Aのこと好きや」
A「心読まれちゃうんだよ?それでもいいの?」
「Aにならええ。最初会った時、心読まれてなかったらもっと痛い目に遭ってたかもしれん。それがAでよかった。俺と付き合って下さい」
A「…っ、はい!よろしくお願いします!」
・
何回も溺れるくらいキスをした
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作者名:ちーこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chi-ko/
作成日時:2023年3月11日 8時