１０話 主人公sideに戻る ページ10
陣の服を買ったり、食器を買い足しながらも日常生活を送ると、陣の身長がだんだんと伸び始めた。
「陣さー、最近身長伸びたな。」
食べ物をちゃんと与えだしてからは、本当によく伸びだした。
一年で１０�僂�らいには伸びそうだ。
「お前に早く追いつかないといけないしな。」
んー、最近陣も大きくなってきたし、銃でも教えよっかな…。
俺の周りは今は安全だが、いつ危険になってもおかしくないしな。
「なあ、陣。お前は銃は好きか？」
陣はビクンと反応し震えだした。
普通の反応の仕方ではない。
「陣、落ち着け。何か中に対する嫌な記憶があるのか？」
と聞くと、陣は小さく頷き
「施設の人間が銃を使って俺をこき使って、気に食わなくて１回だけ撃たれたことがある」
この言葉を聞いて黙ってられる俺であるはずもなく、
「陣、あの施設を潰しておこうと思うのだが構わないか？」
「潰すって、どうやって？あいつらは銃を持ってるんだぞ！？」
と、裾をつかみグイグイ引っ張りながら引き留めようとする陣。
「俺だって銃くらい持ってるし、子供を殺すのは忍びないが、陣はどうしたい？」
陣は悩むような仕草をしたがやがて覚悟をしたように言った。
「俺が殺す。」
目は本気だった。殺気も10歳の子供が発する域を超えていた。
「じゃあ、銃の取り扱いを覚えなきゃな。俺はスパルタだぞ？」
と言うと力強く頷いた。
陣がジンとして生きる時のためにも、力をつけておく必要がある、
俺が危険な目に合わせてしまうかもしれないしな。
俺は、それから1か月、銃の取り扱いから体術まで、厳しく教えた。
銃の構造や体の構造。そこから導き出される即死する場所のレクチャー。そして、実践。
実践には自分の体を使おうかと思ったが、俺が不死身だということはまだ伝えていないので、人形で行った。
続く (更新停止中)
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朽木 桜(プロフ) - 雪桜さん» あありがとうございます！！これからも少しずつですが更新頑張ります！ (2018年1月29日 21時) (
レス) id: 75375c07c2 (このIDを非表示/違反報告)
雪桜 - はじめまして、雪桜です！小説、とても面白いです！続き待ってますね！＼(^_^)(^_^)／ (2018年1月29日 1時) (レス) id: 62247f9682 (このIDを非表示/違反報告)
朽木 桜(プロフ) - 名無しさん» 赤であってますよー。 (2017年10月9日 21時) (レス) id: 75375c07c2 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - アルビノの目の色は赤ではなく白ですよ。 (2017年7月29日 12時) (レス) id: eed622d24b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朽木 桜 | 作成日時：2016年12月26日 8時
