47.おかけになった電話番号は… ページ49
.
てつやside
「ん〜、よく寝た…」
いつも通り昼下がりに起きてリビングに行ってみるとAがいなくて、代わりにうちで見たことがない大きいカバンが置いてあった
あー、今日あやなんが来る日だったか。
昼飯食いに行って、もうすぐ帰ってくる頃かな
「…腹減った」
てつや飯
虫眼鏡はーい
虫と飯食いに行ってそのまま一緒に我が家へ。
家に入って虫は開口一番
虫「あれ、Aちゃんとあやなんは？」
「昼飯食いに行ってそのまま」
虫「でももう夕方だよ？」
時計を見ると確かにもう17時過ぎ。
俺が起きる直前に家を出てたとしてもちょっと遅いな。
「ちょっとLINEしてみる」
てつや何時に帰る?
返事が来ないまま日が暮れて、19時、20時、21時…
二人で遊んでるだけならまだわかる時間帯だけど、ぽんす連れてこんなに遊ぶ？って虫の言葉に心配になってきた。
とりあえずとしみつやりょう、しばゆーにAの居場所を知らないか聞いてみた。
としみつ「知らねぇけど？」
りょう「オレもLINE返ってこないんよね」
しばゆー「岡崎に行くってしか聞いてない。いないの？」
これはいよいよおかしいぞって鬼電したけど、ずっと「おかけになった電話番号は…」
って音声が流れるばかり。
虫「迷ったのかな？」
「迷ったにしては遅すぎ。どこ行ったんだあいつ」
虫「Twitterにも何も書いてないしね」
「おいーーーー」
共通の友だちに居場所知らないか聞いてみたり、岡崎内の行きそうなスポットに行ってみたりしたけど全然足が掴めない。
そうこうしてるうちに日付が変わりそうになっていて、これやばいかなって思ってると電話がかかってきた。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
「もしもし」
り "Aいないの？"
「うん、あやなんとぽんすと外出たっきりで昼からずっといないし連絡もつかん」
り "オレも電話かかんなかった。これ警察じゃない？"
「うーん、」
り "誘拐とかだったらどうするの、今日誰も着いてってないでしょ。女の子二人とぽんすだけで行ったんでしょ。"
Aは一人だと変なリスナーや、リスナーじゃなくても変なおっさんに絡まれやすい。
特にりょうはそれをいっつも気にしてAを一人にさせないようにしてるから、今回も俺や虫より焦っているように聞こえた。
り "モタモタしてたら危ないかもしんないじゃん、オレ捜索願い出しに行く"
俺が言葉を発する前に電話は切られた。
つづく！
48.〇〇〇女子会 + 続編へ！(おまたせしました！)→←46.プライベート感
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 847人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さつき - 読んでて、楽しくて面白くてきゅんきゅんしました！続編も読みたいです！ (2018年8月31日 6時) (
レス) id: eaa50f361c (このIDを非表示/違反報告)
あきか - ドレスの画像ってどうやって見るんですか？ (2018年8月6日 4時) (レス) id: 03e448f0e4 (このIDを非表示/違反報告)
いつつ(プロフ) - Utuuuさん» ごめんなさい、ここのお話の設定を変えての内容は書けないです、せっかくリクエスト頂いたのに申し訳ありません…(´;ω;`) (2017年12月9日 4時) (レス) id: 95681d7691 (このIDを非表示/違反報告)
いつつ(プロフ) - なかれもんさん» ありがとうございます！続編でもよろしくお願いします！ (2017年12月9日 4時) (レス) id: 95681d7691 (このIDを非表示/違反報告)
のり - 新しい方のパスワードって教えていただけますか？ (2017年12月8日 20時) (レス) id: 93993f7905 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いつつ | 作成日時：2017年9月28日 4時
