24.シャンプー ページ25
.
りょうside
「あーー美味しかった。ごちそうさまでした」
A「おそまつさまでした！」
「毎日こんなご飯食べさせてくれる人がお嫁さんに欲しいなあ」
身の回りの買い物をすませた後スーパーで材料を買って、Aに晩ご飯を作ってもらった。
2人でご飯を食べに行くことはあっても、手料理を独り占めできる機会は実は今まで無かった。
A「イケメンならお嫁さんも選り取りみどり選び放題大セールでしょ！」
「何それ(笑)Aにお嫁さんに来てほしいって意味なんだけど」
A「はいはい、私のお婿さんはとしみつって決まってるの！それより、先にお風呂入っちゃってください！」
「連れないなー」
お喋りしながらも空になった皿や調理器具をずっと洗ってくれてる。
お嫁さんはAがいいって、ほんとなんだけどなあ
ささっと風呂を済ましAに交代して、テレビを見ながら上がってくるのを待った。
Aside
「あーいいお湯だった！」
り「おかえり。こっちおいで」
ソファを指さされて座ると、りょうくんがその後ろに回って最近買ったって嬉しそうにしてたダイソンのドライヤーを取り出した。
「え、乾かしてくれるの？」
り「お嫁さんができたらこうしてあげるって決めてた」
「優しい旦那さんだねwお嫁さんじゃないけど」
り「頭から同じシャンプーの匂いがしたら家族の証だって前見たドラマで言ってた」
りょうくんの大きい手が頭をわしゃわしゃにする。
撫でられてるような感覚が心地良い。
り「Aさ、ずっといここにればいいのに」
「たしかに、りょうくんなら部屋散らかさないしお掃除完璧だもんね」
り「料理も洗濯も完璧だよ」
「しかも高身長イケメンでジャンケン最強…最&高じゃん…」
り「最後意味わかんないから！はい、できたよ」
頭をポンポンしてくれるりょうくんはすごい優しい顔をしてた。
私が困ってたらいっつもこの顔で助けてくれるから、ついつい甘えちゃうんだよなあ
「ありがと！！ふーー休憩！」
そのままソファに寝そべって携帯を触ろうとしてたら、ふわっと体が浮いた。
り「女の子はベッド！」
「ねーびっくりしたじゃん！」
り「A最近痩せすぎじゃない？前より軽くなった」
そのままお姫様抱っこでベッドに寝かされて、
りょうくんはソファでゴロゴロ。
なんであんなに顔も性格もイケメンなのに彼女できないんだろう…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 847人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さつき - 読んでて、楽しくて面白くてきゅんきゅんしました！続編も読みたいです！ (2018年8月31日 6時) (
レス) id: eaa50f361c (このIDを非表示/違反報告)
あきか - ドレスの画像ってどうやって見るんですか？ (2018年8月6日 4時) (レス) id: 03e448f0e4 (このIDを非表示/違反報告)
いつつ(プロフ) - Utuuuさん» ごめんなさい、ここのお話の設定を変えての内容は書けないです、せっかくリクエスト頂いたのに申し訳ありません…(´;ω;`) (2017年12月9日 4時) (レス) id: 95681d7691 (このIDを非表示/違反報告)
いつつ(プロフ) - なかれもんさん» ありがとうございます！続編でもよろしくお願いします！ (2017年12月9日 4時) (レス) id: 95681d7691 (このIDを非表示/違反報告)
のり - 新しい方のパスワードって教えていただけますか？ (2017年12月8日 20時) (レス) id: 93993f7905 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いつつ | 作成日時：2017年9月28日 4時
