It’s show time！ Part2 (ページ43)

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智side

翔「っ...っ.....っくのおかぁさっ」

ここの駅のホームにおいら達しかいなくて。

嫌なほど静か。

翔くんの話が終わったあとはみんな涙と鼻水で顔はぐちゃぐちゃ。もちろんおいらも。

智「ごめんね。苦しい思いさせてごめんね。」

謝るとふるふると『智くんのせいじゃない』って言ってるかのように首を振る。

翔「んっんっかえっるっ」

智「うんうん、おいら達と一緒に帰ろうか？ね？」

でも...

っていう顔は無視して5人で次の電車を待つ。

スタッフさん達には申し訳ないけど。
みんな優しい方達だから。

ちゃんと分かってくれたよ？

智「あ、電車きたね。動ける？」

翔「.......」

話を聞いたばかりだから、どう対応すればいいのか迷うけど。

声をかければ黙り込んで。

智「相葉ちゃ...潤、運べる？」

潤「あ、う、うん。」

動けなさそうにない翔くんを相葉ちゃんにお願いしようとしたんだけど...

なんせ、彼はとても心が優しいから。
人のことも自分の事のように感じてしまう。

そんな相葉ちゃんだからまだまだ涙は止まらなくてニノに抱きついている。

智「これからはおいら達が守るからね。頼るんだよ。」

電車の中で眠っちゃった翔くんに向かって呟いた。

end