It’s show time！ Part2 (ページ42)

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智side

大切なメンバーの姿を見たからにはここから離れられない。

しばらく離れたところから見ていたけど、やっぱりこそこそしてるのは良くないな。...と。

みんなと話し合って結果翔くんと、翔くんのお父さんの所へ行くことにした。

.....何があったの？翔くん...

そんな苦しそうにして。

おいら達何も知らないよ？

『翔くん...翔ちゃん...』←同時です。

翔「っ...！？」

おいら達の声が聞こえたのか、顔を上げた翔くんは酷く驚いた顔をしていて。

そんなに驚かなくても...と。笑

智「あっ翔くんのお父さんお久しぶりです。」

父「あ、あぁ。いつも迷惑かけてるな。.....君たち翔のこと頼んでもいいか？ちょっと行きたいとこがあるんだ。」

智「っはい。大丈夫です。」

よろしくな。

そう言って翔くんのお父さんはホームを降りてどこかに行ってしまった。

その様子を翔くんはぼーと見ていた。
どこか悲しそうか顔で。

智「...翔くん。」

気づいたら彼の頬は涙でびしょびしょだった。

翔くんが泣いているのを見たのは何年ぶりだろうか.....いや、初めてかもしれない。嵐としてデビューしてからは。

たまたま持っていたタオルを出してしっかり涙を拭いてやって。

智「どうしたぁ？」

こんなこと、聞いたらもっと苦しくなっちゃうんじゃないか。と思ったが話しかけたからには聞かないと。

何かしてやれることがあるかもしれないし。

話を聞いて上げれるだけかもしれない。

でも、きっとそれだけでも彼の心は落ち着くと思うな。...嵐、リーダーの勘。