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智side
智「......」
「結構大きいですね。.....大丈夫ですか？智先生？」
智「あっごめん。ちょっと翔がね...」
突然の揺れ。
やっぱり頭に浮かぶのは泣き顔の怯えた翔の顔。
「翔先生ですか...。今日は雨ですし人も少ないので行ってあげたらどうですか？」
そう。
7月に入っても梅雨はなかなかあけなくて今日も土砂降り。
暇すぎてナースと雑談していた時にちょうど揺れてきたんだよね。
智「もしもし？」
和「智にぃ？翔にぃ...」
うん、みんな思ってることは同じだよね。
そりゃ心配だよ。
智「これから家に帰るから。心配しないで？早く帰れそう？」
1秒でも早く翔の元へ駆け寄りたくて帰る支度をしながら和の電話に応える。
智「うん、じゃ！すみません、お先に失礼します。」
一礼してから病院をあとにする。
もしかしたら翔が倒れてるかもしれない。
それともテレビを見てゲラゲラ笑ってるかもしれない。
それはそれでいいじゃないの。笑
＊ 最近更新が出来ておらずすみません。
なかなか学校に行けないことに自分を責め、時には死にたいと考えた時もありました。
毎日涙が止まらなくてお話も書けない状態です。
少しずつですが更新していきますのでこれからもよろしくお願いします。
リクエストありがとうございました。
次は8月になります。
今回リクエストできなかった方もぜひぜひして欲しいです。
リクエストは順番通りではありません。
気長にお待ちください。笑
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作者名：柚南翔 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=citrusfruit1
作成日時：2019年7月3日 15時
