It’s show time！ Part2 (ページ15)

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潤side

僕も巻き込まれたあの『汚染』事件から2週間。
未だ翔くんは目を覚まさない。

挿管も取れてない。。。

僕は翔くんに助けられて今生きてるんだから、と思い毎日翔くんを責任もって管理してる。

ぴくっ

潤「翔くん！？ねぇ！聞こえる！？」

握っていて翔くんの手が動いた気がして思わず大声で叫ぶ。

この大声が聞こえたのかみんなが集まってきた。

翔「っ.....」

潤「翔くん...泣」

やっと、やっとこ翔くんの目が開いた。

あぁそうだ。確認しないと。

潤「翔くん起きてすぐにごめんね。手、上げれる？」

翔「っ...」

潤「そこでキープしてみて？」

麻痺が残っていないか、ちゃんと確認しないといけない。

潤「うん、大丈夫。...良かった。」

智「んふふ、苦しいね。明日取ってあげるから今はちょっと我慢ね？」

まだ起きたばかりだから挿管を外すのは明日。

村上「これでみんな無事やな。」

翔「っ...っ...」

智「あぁ泣かない、泣かない。」

突然翔くんが泣き出して、智くんが俺に目線で何か伝えてきた。

あぁ、そういう事ね。
了解です。

潤「飲み物買ってこよー。」

わざとらしく、少し大きな声で言えばみんなも分かったようで。

村上「あぁ！俺院長に呼ばれてるんやったわ！」

和「潤くん奢ってくださ～い。」

と次々ICUから出ていく。

智くん、あとはよろしく。