48話 ページ49
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初めて阿笠博士のお家にお邪魔してから4ヶ月。
私は3週間ぶりに阿笠博士を訪ねていた。
隣にはちゃっかり新一くんそれに先月挨拶をした蘭ちゃんもいた。
「朝からすみません」
『いいんじゃよ、それにしても午前中なんて珍しいのぉ』
「…その、午後に外出の約束が入っていて」
『相手は？どいつだよ』
そうそう、来る度に新一くんは私に根掘り葉掘り彼らについて聞くので、名前は仮名ながらも彼らが私とどういう関係性なのか新一くんはよく知っているのだ。
研二くんは萩野さん、じんぺーくんは松岡さん、零さんは降旗(ふるはた)さん、諸伏さんは飯伏(いぶし)さんとした。
「えっと、降旗さん…」
『金髪ハーフの降旗か…』
『Aさん男の人と遊びに行くのー？』
「あーうん、まあそうなるかな。」
そう言うと目を輝かせる蘭ちゃん。
『わああ！！Aさん、それデートだね！！』
せっかく外出だと濁したのに、今の小学生はこんなにませてるのか…
そんな会話を終わらせて博士と少し現段階の性能確認。
あっという間にお昼が近づいてきたので挨拶をして迎えに来てくれる米花駅まで向かった。
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駅に到着すると近くに高そうな白い車が。
運転席の彼と目があいそちらに向かおうとすると、待っているよう促された。
『久しぶりだな。元気だったかい？』
「ですね〜！元気でしたよ。
お迎えありがとうございます。今日は運転お願いします！」
私が乗ろうとする前に助手席の扉を開けてくれる彼はさながら王子様のようだ。
『はは、安全運転を心がけるよ。
ところで、お腹は空いてる？』
「実はもうペコペコで…恥ずかしい。」
『何も恥ずかしいことなんて無いさ。
僕のことは気にせず沢山食べてくれよ。』
「わーい！ありがとうございます。
零さんが連れてってくれるご飯屋さんいつも美味しいから楽しみ！」
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「ん〜〜〜！！美味しい…！！！」
『君は本当に幸せそうな顔をするな。』
「んふふ、だって幸せなんですもん！」
『…そうやってずっと笑っていてくれ。』
そう言って彼もまた幸せそうな笑みを浮かべた。
「零さんもずっと笑っててね。」
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食事を済ませた後はショッピングモールで買い物をして、その後は警察採用試験のための勉強を教えてもらうため私の部屋に来ていた。
ちなみに今は家族に迷惑をかけたくないため一人暮らしを始めている。
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そば粉(プロフ) - ヨザクラさん» ありがとうございます！！これからもソワソワしていただけるように書いていきます！警察学校組登場まであと少しお待ちください！ (2022年6月3日 8時) (
レス) @page18 id: 16cd9ffa67 (このIDを非表示/違反報告)
ヨザクラ(プロフ) - とても面白いです！続きが気になってソワソワします！全員にフラグ立ってーーー！！！頑張ってください！楽しみにしてます！ (2022年6月2日 9時) (レス) @page14 id: f4c5d262a2 (このIDを非表示/違反報告)
そば粉(プロフ) - ひええそんなこと言ってくださる柑橘類様尊すぎませんか(？)ありがとうございます！！そのお言葉がモチベーションになります！！！ (2022年5月31日 0時) (レス) id: 16cd9ffa67 (このIDを非表示/違反報告)
*柑橘類*＠馬鹿同盟(プロフ) - えっ尊いですね(？) 応援します！ (2022年5月29日 19時) (レス) @page6 id: dcab7e85b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そば粉 | 作成日時：2022年5月27日 11時
