26話 ページ27
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降谷さんと諸伏さんと連絡を取り始めて2週間ほど経った。
けど最近はあまり連絡を取れていない。
彼らの卒業が近づいているのだ。
忙しそうで、相談したいことがあっても言えずにいる。
今日はカフェのバイト。かなり行きたくない。
別に一緒に働いてる人に不満があるわけではないんだけど…
カランカラン
「こんにちは〜」
『Aちゃんっ！！お、お、おはよう。
きょ、今日も、へへ、可愛いね…』
「あ、山田さん…いつもありがとうございます。
席ご案内しますね」
『Aちゃん、元気無いの…？ボクが癒してあげるよ！』
「そんなことないですよ！大丈夫です。」
最近危なさが加速している気がする常連さんだ。
キッチンまでオーダーを伝えにいくとオーナーが声をかけてくれる。
『Aちゃん、大丈夫？いつでも出禁に出来るんだよ？』
「そんなそんな！大丈夫ですよ！」
嘘だ。本当なら今すぐ出禁にしたい。
けど、あの人は常連さんだ。あの人が来なくなるだけで店の収入が年間15万は変わる。
私一人の気持ちで迷惑なんてかけられない。
私が接客しなければ良いのでは？という案が出たものの、私を出さないことに勘づいた山田さんが機嫌を悪くしてそれも無しに。
ふとフロアを見ると山田さんと目が合ってしまい手招きをされる。断る訳にもいかず向かう。
『Aちゃん、最近は他の男とも連絡を取っていないみたいでボク嬉しいよ。やっとボク一途になってくれたの？』
「え？」
『少し前になって、松田とかいう野郎だけじゃなく降谷や諸伏とかいうやつらまで連絡を取り始めただろう？
キミの彼氏はボクなのに…！！！
勝手に手を出しやがったアイツらにも罰を与えなきゃだけど、何も言わずに連絡を取ったキミも悪いんだよ？！』
そう言うと私の両腕を爪が食い込むほどグッと握る。
「っいたい、やめて、くださっ、離してっ」
『やめないよこれは教育なんだから！！！』
大きな声でそう言う。
なかなか離そうとはせず私の両腕から血が垂れ始めた。
ガチャン！！！
店内に聞きなれない音が響いた。
『山田さん、こちら本日のプレートです。
それと、あなたは当店の大事な人材に手を出した。
今までAちゃんが優しさで許してあげていたけど、ここまで来たら目を瞑れません。
今日以降あなたは出禁です。』
『そっ、そんな！！』
けれど、本当の恐怖はここからだった。
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そば粉(プロフ) - ヨザクラさん» ありがとうございます！！これからもソワソワしていただけるように書いていきます！警察学校組登場まであと少しお待ちください！ (2022年6月3日 8時) (
レス) @page18 id: 16cd9ffa67 (このIDを非表示/違反報告)
ヨザクラ(プロフ) - とても面白いです！続きが気になってソワソワします！全員にフラグ立ってーーー！！！頑張ってください！楽しみにしてます！ (2022年6月2日 9時) (レス) @page14 id: f4c5d262a2 (このIDを非表示/違反報告)
そば粉(プロフ) - ひええそんなこと言ってくださる柑橘類様尊すぎませんか(？)ありがとうございます！！そのお言葉がモチベーションになります！！！ (2022年5月31日 0時) (レス) id: 16cd9ffa67 (このIDを非表示/違反報告)
*柑橘類*＠馬鹿同盟(プロフ) - えっ尊いですね(？) 応援します！ (2022年5月29日 19時) (レス) @page6 id: dcab7e85b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そば粉 | 作成日時：2022年5月27日 11時
