A STUDIO ページ23
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「私、1年生の時ほぼオール2だったんですよ。
それでギリギリなので追試を受けるってことになって…
でも、その追試の前日にドラマの撮影が入ってまして、
その撮影が4時ぐらいまでかかっちゃったんですよ」
本「あぁ〜」
「で、前に優が"勉強を教えてやる"って言ってくれたんですけど、さすがに、4時になって頼むのが申し訳なかったんで、諦めていたんですよ。でも、優が"俺は待ってるから"って言ってくれて、撮影が終わってから優の家に行って教えてもらいました」
鶴「チャリで行ったんやろ？」
「そうです」
鶴「優が"青春だねぇ〜"って言うてチャリを漕いでたやって」
全「(笑)」
鶴「しかも、あの山Pも一緒に勉強したって」
「あ、はい。彼も成績が悪くて一緒に追試を受けたんですよ。だから、あの日は"青春だねぇ〜"って3人でチャリを漕いでましたね(笑)」
鶴「それで追試はどうやった？」
「追試の点数は86点以上取らないといけないって言われて、私は今まで20も取ったことがないんですよ。
で、私何でか分からないんですけど、途中で1ヶ所ずつズレて書いてしまって、75しか取れなかったんですよ」
鶴「アホやねぇ〜」
全「(笑)」
鶴「それで山Pはどうやった？」
「智は追試には受かったんですけど、
結局、出席日数が足りないってことでダメでした(笑)」
全「(笑)」
鶴「2人して何やってんねん！」
「あははは！」
本「でも、矢崎さんは1ヶ所ずつズレて書いてなければ合格だったんですか？」
「はい、間違わなければ90近く取れてたみたいです(笑)
出席日数もギリギリ大丈夫だったみたいなので…」
本「えぇー」
鶴「ちゃんと確認しろっちゅうねん」
全「(笑)」
鶴「でも、集中したらすごいんやって」
〈へぇー〉
鶴「でもそれからは、優は成績抜かされたんやって」
「いや、もうこんなに迷惑掛けられないって思って、
来年からは自力でやろうって」
鶴「そっからマジで明治大学やで！しかも首席やで！」
〈すごーい！〉
本「勉強は好きだったんですか？」
「いや、大っ嫌いでしたよ！
でも、もう友達に迷惑をかけられないですから、
ちゃんと勉強してましたね」
鶴「友達想いやね」
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作者名：ゆずなん | 作成日時：2017年10月28日 20時
