リ ページ2
「ほら、ケチャップでハートを描く簡単なお仕事だろ?さっさとやれよ」
『プライドが許さないから無理』
「え、お前にプライドなんてあったん?」
『殺すぞ』
なんなんだコイツ
急に頼んではハートを描け?無理ゲー無理ゲー私のプライドが許さない
そんなことされたいんだったらメイド喫茶か好きなやつに頼めよ。何でわざわざ幼馴染といえど私なのよ
意味がわからない。本当にバグってる
「もういいわ、なんか冷めたし、冷めるし」
諦めてくれてよかったわ
「んじゃケチャップ貸して」
そういう修二にケチャップを渡す
「えい♡」
そう言ってケチャップの口部分を私に向け中身のトマトケチャップを発射...
は?
『うげぇえ!きったね!!』
意味もないどころか逆に悪化するだろうが手が勝手に動きケチャップがついた部分を手で払う
「お前バカじゃねーの、液体は払っても落ちねーよ」
うるせ、黙れマジで
『クリーニングに出す必要あるかなこれ』
「洗えば大丈夫だろ」
事の発端お前なんだからマジで黙れ
『ていうか、オムライス食べないの?』
「冷めたからいらない。冷めたやつ美味しくねーし」
我儘じゃん。食えるじゃん。親御さんどんな教育したんでしょうか
「あ、そういえば今日集会あったわ」
「ごめA、もーいく」
謝るなんてらしくないなあ
じゃなくて!!!
『クリーニング代!!!絶対出せよ!!!』
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作者名:禪 | 作成日時:2022年9月10日 0時