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A「いや、お金払うよ。」
裕翔「いいよ、これは俺が食べたかったやつだし。」
はい、と渡されたたこ焼きを渋々受け取った。
A「じゃあ次は私が払うからね。」
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わかった、と言ったけど、そう言って結局りんご飴も知らぬ間にゆうくんが払っていたけど。
A「もう払わないで、って言ったのに。」
裕翔「んー?...あ、もうすぐ花火始まるね。」
そう言われて携帯を見たら結構な時間が経っていた。
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裕翔「ちょっと休憩しようか。」
花火が丁度見えるであろう場所で、休憩することにした。
久々に下駄を履いたらさすがに足も疲れていたようで。
浴衣のおかげで姿勢も崩せないから大分疲れていた。
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A「前もお祭り来たよね。」
裕翔「そうだね。」
うろ覚えでしかないから結構前のことかな。
小さい頃はりんご飴一個食べられなかったし。
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裕翔「はしゃぎすぎて次の日熱出したもん。」
A「え?よく覚えてるね。」
裕翔「うん...だから俺、Aと来るのその時以来だよ。」
A「え...?」
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そうだっけ?とゆうくんの顔を見たけど、いつもと同じように笑っていた。
私の記憶の中では3人できたことしか...
いやでも、よく思い出してみたら涼介と、涼介のお姉ちゃんと3人で来てたかも。
裕翔「小学校受験したじゃん、俺。」
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そう言われてみれば忘れていたけど。
裕翔「勉強ばっかさせられてたし。夏祭り行った記憶それしかないんだよね。」
幼稚園を卒業する年に涼介と私とゆうくんで行ったのを思い出す。
A「言われてみればそうかも。」
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裕翔「だから、あの頃外で遊んでいいよって言われた時めちゃくちゃ嬉しかったんだよね。」
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あすみ(プロフ) - mimuheysayjumpさん» 全部ですか?!めちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます…!! (2019年9月27日 10時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - りいめろさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです( ; ; ) (2019年9月27日 10時) (レス) id: 9eb015a482 (このIDを非表示/違反報告)
mimuheysayjump(プロフ) - あすみさんの作品全部読ませていただいてるのですが今回もとてもキュンキュンしました!!次の作品も楽しみにしています!!これからも応援していまし! (2019年9月17日 23時) (レス) id: 7805199817 (このIDを非表示/違反報告)
りいめろ(プロフ) - はじめて、あすみさんの作品を読ませていただきました!とてもきゅんきゅんしました!続きが気になります!これからも頑張ってください。 (2019年9月13日 18時) (レス) id: 42530977bf (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - りぃささん» そうなんですね!コメントまでありがとうございます!茶道っておしとやかな女の子のイメージがあるのでいいですね! (2019年8月28日 14時) (レス) id: 2c865b7169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あすみ | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/0059_asumin
作成日時:2019年8月6日 12時