雪男たちの白雪姫?! 21 (ページ4)

今日:2 hit、昨日:57 hit、合計:230,410 hit

＊ページ4

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

Aside

嵩
「ふえぇ〜…っ、、ｸﾞｽﾞっ…」

『しんどいね…、病院行かなきゃね…嵩、』

やっぱり抱っこしてると伝わってくる体温が
いつもより熱くて、ただ私にもたれかかって
泣くだけの嵩の姿に心締め付けられる

ラウール
「あれ、起きたの?」

目黒
「あ、本当だ。2人ともおはよう」

向井
「めめ、やばいで」

深澤
「嵩、熱出してる」

目黒
「熱?(嵩のおでこに触れる目黒) …うわ、あっつ」

『ずっと体調しんどくって、どっか痛かったのか
気持ち悪かったのかわかんないけど、
ようやく熱出して自分の体と戦ってる…』

パパの手が冷たくて気持ちいのか、
体調悪いのもあるけどとろんとしてる嵩

目黒
「…しんどいな、嵩」

『私これから病院連れてってくるね、』

佐久間
「お前、撮影は?」

『今日はない。明日からまたあるけど、』

渡辺
「この後仕事じゃねえの、俺とふっかじゃね?」

深澤
「んー、俺ないから一緒に行けるよー?」

渡辺
「運転できんの俺じゃねえかよ」

『私もできる』

渡辺
「お前は抱っこしててやれよ」

目黒
「しょっぴー御免、お願いします」

渡辺
「おう、任しとけ」

仕事組はマネージャーの運転する車で
それぞれの仕事場に向かって、私たちは
乗ってきた車を翔太が運転してくれて
かかりつけの小児科に向かった

深澤
「嵩〜…、大丈夫かぁ〜…?」

『とりあえずまた寝たね…、
でもしんどそうなのは変わんないね…』

渡辺
「薬貰って楽になるといいな」

『うん…』

深澤
「(嵩を心配しながらもAの頭を撫でる深澤)」

『辰哉…?私はどこも悪くないよ…?』

深澤
「わかってるよ?」

『なんで…?』

深澤
「心配そうなAも俺は心配してんの」

『…大丈夫なのに、』

なぜか私まで翔太と辰哉に心配されながら着いた小児科
流石に2人も行ったら大騒ぎになっちゃうから
待っててもらって、帽子かぶってマスクして
私だけで病院に入った

受付を済ませたら配慮してくれて、空いてる控室で
2人で待たせてくれた

嵩
「…んぇ……っ、、」

『大丈夫だよ〜…、嵩』

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈