雪男たちの白雪姫?! 8

お誕生日 ページ45

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※閲覧注意

Aside

産科医
「あ、もう7cmだからこのまま寝て耐えてもらって
10cmで全開なったら息んで出してあげようね」

なんかもう産めるって思ったら
ライブで耐えれてもはやラッキーだったかもって
思えてきて元気出てきた笑

LDRで産ませてもらうから、陣痛もここで耐えて、
分娩もここで、産んでからの休憩もここでできちゃう
蓮もずっと居てくれる

『蓮…、やっと会えるね』

目黒
「会えるね…、あとちょっと頑張れる?」

『頑張るから、手、握ってもいい?』

目黒
「ん、手繋いでような」

あ…、来る…

『っ! ぅ〜〜、、っ、、』

もう痛みが来る感覚がわかるようになってきて
その度に体が構える
あと、寝て耐えたくない…これしんどい、、
さっきまで意識してた呼吸もまた忘れて唸ってしまう

目黒
「A? A? ふぅーーって」

『はぁ……っ、ふぅ…んんっ、、』

蓮の声だけがやけに聞こえてきて耳を傾けたら
忘れてた呼吸思い出させてくれて
また長く細く息を吐くんだけど、、それを繰り返してたら
痛みの種類が変わって息みたくなってきた

『…なんか、挟まってる気がする……息みたい…』

目黒
「ナースコールする?」

『うん…、』

蓮にナースコールして貰って来るまでに
2回くらい痛みがきたんだけど
もう息みたくて仕方なくて勝手に息んでた

助産師
「内診しますね〜、あ!凄いじゃん
もう頭見えてる触れるよ、このまま出してあげちゃおう」

もう内心ガッツポーズだった
助産師の合図のもとで蓮の手握ってお腹の上の方
軽く蓮に押して貰って息んだら破水して
そこからの痛みが激痛だった…

『え…、待って、、無理かも知れない、、』

助産師
「無理じゃないよ、大丈夫。
次の陣痛きたらまたパパさんお腹押してあげて
ママは思いっきり息んでね?」

目黒
「A大丈夫?」

『痛い…、怖い…っ、やだくる…っっ!!』

助産師
「はい、息んで〜。パパ押してあげて?」

目黒
「あ、はい…」

『んん〜〜っっ!!はぁ……はぁ…』

息む度に頭がチカチカしてきた、、

助産師
「あと1回、最後に息んだらその後力抜いててね〜」

もう返事する気力もなくて早く終わるなら
何でもいいやって頷いた

目黒
「…A?」

蓮、何でそんな心配そうな顔するんだろ
大丈夫だよ、会わせるから

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