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黒いモヤからぞろぞろと出てくる人
危機感のない奴らもいるが
相「動くな！
あれはヴィランだ」
騒いでいる場合じゃない
早く避難しないと
相澤先生の指示で避難しようとするが
『…は？
まさか、相澤先生1人で戦う、とか言いませんよね』
相「幽辺、お前も早く避難しろ
学校に連絡して応援を呼ぶんだ」
『い、嫌です！
先生を残して逃げるなんて』
相「心配するな
任せた、13号」
『待ってください！先生！』
緑「幽辺くん！僕らも行こう！」
『ダメだ！1人で行かせたら…』
また同じことが繰り返される
大丈夫だと笑った人が帰ってこないこともあると俺は知っている
「させませんよ」
急に黒いモヤが現れたヴィランが余裕そうに話し始める
爆豪と赤髪のやつが攻撃を仕掛けるがそう簡単には倒れてくれない
まずいと思った時にはもう黒いモヤに覆われていた
『っ、ここは』
周りを見ると赤と白の頭のやつがヴィランたちを氷漬けにしていた
轟「平気か
お前個性ないから戦闘はできねぇんだろ」
『…そう
悪いけど俺役に立たないから』
轟「じゃあ早くこいつらから情報を吐かせて他のやつと合流しよう
行く『危ない！！』！？」
『あ、…』
咄嗟に個性を使ってしまった
1番近くにいた霊の個性 《石化》
不意に影から出てきたヴィランを石化させてしまった
轟「…お前の個性か」
『…違う、俺の個性、ではない』
轟「わかった、話は後で聞く
とりあえず今は急ぐぞ」
最悪だ
こんなに早く自分からバラしてどうするんだ
でもここにいるヴィランは本気で俺たちを殺しにきてることはわかった
ならもういいや
個性隠すとかそんなこと言ってる場合じゃない
最悪な末路を断たないと
『…翼、貸して』
翼の個性を借りて翼を生やす
『きみ、早く行きたいんでしょ
なら連れてってあげる』
俺の背中に生えた翼を見て驚いた様子だったがすぐにうなづいて俺は彼を掴んで飛んだ
少し飛ぶと爆豪たちが見えた
そこに彼をそこに下ろして相澤先生のところを目指した
相澤先生のこと全然知らないけどあんな大勢に1人では余裕なんてないはず
…もう嫌だ、誰かがあんな思いをするのは
噴水の前の広場に着くと相澤先生はいた
大きな化け物によって地面に伏せさせられていて両腕があらぬ方向を向いている
ボロボロだ
死んでる？
また間に合わなかった？
1人で行ったから？
俺たちを守るため？
“ヒーロー”だから？
いつだって“ヒーロー”は…
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ゆーゆ - 涙線ガバガバになりました…目がパンパンです()本当感動って感じの小説ありがとうございます… (2021年9月5日 2時) (
レス) id: 7bfda9e817 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 偽りの自分って感じじゃなくて、ただ二人で一人って感じがとても好きです。 (2020年10月18日 22時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 何故か泣いてしまっていました。 (2020年10月18日 22時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
囚人 - 俺、泣いちゃいました。更新頑張って下さい！楽しみにしてます (2018年10月27日 23時) (レス) id: 235e75e60a (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 45が抜けてますよ (2018年10月7日 23時) (レス) id: 79e4fb54ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すえさん
| 作成日時：2018年7月8日 13時
