雪男たちの白雪姫?! 4

苦しい過去と苦しい事件 ページ26

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

Aside

『私、女でしょ。だから、批判はつきものだと思ってる
どれだけ私が努力しても、
受け入れて貰えない事もあるって。
普通の批判ならいいの。どれだけでも耐えられる』

岩本
「前にな、事務所の関係者から嫌がらせ受けてたんだよ。
結構信頼してた人にね」

佐久間
「今思い返しても腹立つけどね、ストーカー写真とか、
プライベートな会話盗聴されててその盗聴器がAの
かばんに入ってたとか、
とにかく気持ち悪いことばっかだったんだよ」

阿部
「その時俺らと一緒にバックついててさ、
一員みたいな感じだったの」

深澤
「俺らも悪かったんだけど、お互いに変な事吹き込まれて
ちょっとAを避けちゃったりしてさ、情けないけど、
信頼してた関係者だったからこそね。
んで、Aを孤立させてさ、精神的に追い込んだ上に、
最後、、な、」

宮舘
「Aが一時期活動しなくなったの覚えてない?」

向井
「あったかも」

渡辺
「此奴リハビリしてたの
彼奴に階段から突き落とされてんの、大怪我だったよ」

ラウール
「へ…、?」

向井
「まじかよ…」

『御免ね、こんな話…』

岩本
「身体中傷ついてて精神的にも傷ついてて
俺たちは少し避けた上に守れなかったから謝りたくて
毎日通ったんだけど、Aの姿は…酷かった」

阿部
「頭打ってるし、肋骨とかも折れちゃってたんだけどさ、
俺らが行っても最初は心開いてくれなくて帰ったら
個室で1人で泣いて、痛い痛いって布団掴んで耐えて、
寝れない日もあったみたい、滝沢くんから聞いた話だけど」

『頭どうかしてたから最初私も拒絶しちゃっててさ、
少し落ち着いてからふっかから話聞いて、
仲直りしたんだけどさ、
結構あの痛みと恐怖は残ってるかな…』

渡辺
「んで、そいつが前にAにしてた嫌がらせと同じ
これがAの手元にあるってことは、
もう出てきたってことか…」

深澤
「そう考えるのが妥当だよな」

宮舘
「それ思い出して、魘されてた?」

『もう皆を疑ったり拒絶したりはしないよ。でも、
流石にまたあれは怖い….』

衝撃的な話だった
Aが震えてるのがわかって手に触れた

目黒
「俺に守らせて」

Aの目を見てそう伝えた

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

＊→←＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す