ベビーシッター部にスカウトされました

スカウト ページ3

『あぁ2人の言ってたりゅうって貴方ね

よろしく鹿島くん


私たくまとかずまの親戚なの

だからこの子たちの親が忙しい時は

よく面倒見てるから懐いているのよね


いつも2人のことありがとう

保育ルームの話はよく聞くのよ

すごく楽しいって』


話していると


兎「あ〜育ちゃん来てたんだぁ

また俺に会いに来たの？」


後ろからにやにやと笑っているだろう

惰眠魔の声が聞こえた


『…おはようございます


できれば貴方に会いたくなかったんですけどね

すごく』


そちらを向かずそう言葉を返す

まあ保護者もいるし私はお役御免だ

そろそろお暇しようとすると


数「…ねぇね、帰っちゃう、の？」


足下でまた泣きそうになっている数馬

それによって鷹くんたちもいやいやと騒ぎ出す


『ほぉらみんな

鹿島くんたちがいるからそっちで遊んでもらって』


鷹「やだやだやだ！！

いくと遊ぶ！！！」


奇「いくおねえちゃまは

遊んでいかないんでしゅか？」


拓「ねぇね！！おれも遊ぶ！！！」


美「うぅっあぅ！！」


いやいや私そんなに楽しいことできないから

鹿島くんと惰眠魔にお願いして


竜「狐坂さんすごいみんなに好かれてるんだね

虎太郎もすごいみてるし」


兎「そうなんだよぉ

いくちゃんすごい子どもにモテるし

子どもの世話上手でさ

おまけに帰宅部だよ


あ〜ぁ、そんな子がいてくれたら助かるなぁ」


純粋に褒めてくれている鹿島くんと

下心が透けてわかる惰眠魔

最後なんてほぼ棒読みだし余計なこと言うな

そんなこと言ったら



竜「狐坂さん！

ぜひ！ベビーシッター部に入りませんか！！」


キラキラとした目で見つめてくる鹿島くん

ほら、こうなるから嫌なんだって

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