捜索者 ページ24
近くにカフェに3人ではいる
目の前にはりつき、斜め前にはあき
周りから見たら家族に見えるだろうと嬉しくなった
だが
あきの顔は暗いままだった
『…爆豪くんはなにが知りたいの？』
あきは目を合わせずに聞いてきた
(爆豪くんって何だ、呼び方変えやがって
お前も爆豪だろうが)
そんな気持ちを抑え
爆「お前が思ってること、考えてること
知ってること、悩んでること、4年間のこと
それと、りつきのこと
全部話せ」
俺は迷わずそう言った
(そんなことも受け止められねぇほど
俺はお前への気持ちを忘れてなんてない)
『…世間で大活躍するあなたを応援できなくなった
たったそれだけ
そんな人気ヒーローのあなたを
ただ家で待つだけなのが嫌になった
それに
あなたの愛を受け止めきれなくなったのよ
いつでもあき、あきと私を求めるあなたに
_____________嫌気がさしたの
理由はそれだけ
律己は…私が産んだ子
私があなたに言うべきことはそれだけ
じゃあ
今日は本当にありがとう…爆豪くん』
あきはそう言って素早くカフェを出て行った
俺は追いかけなかった
あきの言葉が嘘だということはわかっている
あいつは気づいてないだろうが
嘘つくときの癖が出ていた
(お前はいつになったら本当の言葉をくれる？)
そのとき外から大きな音と悲鳴が聞こえた
俺は急いでカフェから出る
(そっちはあきたちが行った方じゃねぇか！？！？
どうか、無事で居てくれ！！！)
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Yuy29 - とてもいい作品だと思います！この先のお話も見てみたいです！！ぜひ次のお話もかいてください！！お願いします。 (2018年7月25日 20時) (
レス) id: 298780871c (このIDを非表示/違反報告)
うさたま(プロフ) - お願いです！このまま更新停止をしていたら、もったいないです！凄くいいお話なので！ゆっくりでも待ちます！頑張って下さい！他の作品も応援してます！ (2018年4月28日 16時) (レス) id: 2ffea79b62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すえさん
| 作成日時：2017年12月25日 18時
