雪男たちの白雪姫?! 1

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目黒side

今日から10人でシェアハウスとか楽しみでしかなくて、
荷物も服だけでまあ弟が欲しがってたから
あげたりしたらめちゃくちゃコンパクトに荷物収まった。
後で買えば良いかな〜って。
Aとペアルックとかね?なんて。

目黒
「もうちょっとで皆着くらしい。」

目黒母
「あら、了解。荷物できた?」

目黒
「うん。これだけ持ってく。」

目黒弟
「ねえ、やっぱり寂しいから定期的に行っても良い?」

目黒
「いいんじゃね?皆歓迎だと思うよ。
あ、でも。忙しくて居なかったら御免。」

いつまで経っても慕ってくれる可愛い弟と離れるのは
少しだけ、本当少しだけ気が引けるけど、
やっぱり10人で暮らせる事が、
Aと暮らせる事が嬉し過ぎて楽しみ。

目黒
「あ〜、ライバル多いんだよなあ」

なんて独り言呟いたら、LINEが来て、

目黒
「行ってきます！」

と家族に挨拶して、見送って貰った。

岩本
「おはよう。空いてる席乗って。」

目黒
「岩本くんおはよ。お、空いてんじゃん。」

運良くAの隣が空いてた。
しょっぴーとか座ってると思ってたけど、
舘さんにもたれて寝てるわ。ばぶいなあ。

まあ、後ろで1人で寝てるAちゃんも
相当ばぶいけど、此処は身長差ピカイチな
俺が一肌脱ぎましょう。
隣に座れば起こさないように優しく自分にもたれさせる。

『んん……..、めめ……??』

目黒
「あ、御免。起こしちゃった…? 』

『ん……めめだぁ……』

そう言って寝ぼけながら俺の腕にもたれかかって
腕を握るAに内心ﾄﾞｷﾄﾞｷが止まらなかった。

駄目だよ、A。
そんな無防備な姿、他の男に見せたら食べられちゃうよ。

そのまま岩本くんが運転してくれて
残りのメンバーも拾って俺たちの新居へ向かう。

途中の車の揺れで起きないように軽く頭傾けて
抑えてあげたりしてたら俺も寝ちゃってて。
こーじに盗撮されてた写真を貰って
LINEのトプ画にしたらAに怒られた笑

全目黒担に殺される!だってよ笑

そんな事俺が許さないのにね。

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