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勝「…辛いやつ」
『そっか、つーくんは辛い食べ物が好きなんだったね
ここの食堂にもあるよ
確か激辛麻婆豆腐定食が 勝「それにする！」え、でもそれ辛すぎて誰も食べないので有名なんだよ？
ほんとに大丈夫？』
勝「大丈夫に決まってんだろ
はやく買ってこいって」
あきは心配そうな顔をしながら飯を買いに行った
1人テーブルで待ってると他の奴らがじろじろと見てくる
早く帰ってこいあき
数分すると知らないやつとあきが帰ってきた
『ただいまつーくん
あ、手伝ってくれてありがとう』
「あ、いえ！じゃあ！」
あきがお礼を言うとそいつは顔を赤くして走り去った
勝「あき、今のやつ誰だよ」
『ん？今の子？クラスメイトだよ？
どうして？』
勝「…あきは“にんきもの”ってやつなのか」
『人気者？僕が？
いやいやないない
僕ほとんど友達もいないし
学校だってちゃんと来てないんだよ？』
あきはへらへらと笑う
冗談だと思ってるんだ
おれは真剣に言ってるのに
勝「っもういい」
おれはまだ全然食べてない飯を置いて走った
あきは驚いた顔をしていたが追いついてきてはいない
走ったはいいがここがどこかわからない
いつの間にか雨が降り出したのか暗くて雨の音しか聞こえない
どうしてあきはおれを追いかけてきてくれないんだ？
勝「…ばか
あきのばか…っあきの、ばか！！」
いくらのほほんとしてるからって追いかけてこないのは嫌だ
それともさっき声をかけてきた奴と食べてるのか？
おれ、邪魔だった？
勝「…あ、きぃ
どこ…？
来てっ…」
『僕のほほんとしてるかな？
でもさすがにそんなひどい人間じゃないよ？僕
ってことで、迎えに来たよつーくん』
勝「っあき！！」
『泣いちゃった？
ごめんね、来てって言ってほしくてちょっと待っちゃった』
あきはおれを抱き上げると顔をハンカチで拭いてきた
急に安心してあきの首に手をまわすとあきは背中を撫でてくれる
気がつくとあきの家だった
どうやら眠ってしまったらしいがあきがいない
起きてリビングに行くとキッチンに立つあきが見えた
あきは料理をしているのか片手に包丁を持っている
だが次の瞬間その包丁を高く振り上げると
＿＿＿＿＿＿＿＿出していたもう片方の腕に突き刺した
叫びそうになって自分の口を押さえる
あきはうっ、と小さく声を上げると包丁を抜いた
血が怖いくらいに出ていて我慢できなくなっておれは大声で泣いた
死なないでと叫びながら
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暇人 - 主人公は個性、不老不死か、なんかですかね？ (2018年11月25日 23時) (
レス) id: 6ee461f915 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - いやもう設定から好き…五歳児かっちゃんに男主って最高過ぎるオイシイありがとうございます(( (2018年11月19日 23時) (レス) id: 98acb8ec1f (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - え、なに可愛い！！つーくんて可愛い！あきくんは雄英生なのか！そこも驚き……！ (2018年11月16日 19時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
すえさん(プロフ) - コメントありがとうございます！フラグ教えて下さりありがとうございます！更新頑張りますー (2017年6月21日 21時) (レス) id: d98739a671 (このIDを非表示/違反報告)
花松ロン(プロフ) - 轟くんシリーズから見させてもらってます!!!!轟くん推しですが、勝っちゃんverが出て物凄く嬉しいです!!それと、オリジナルフラグが取れていないです。最後にすみません;; (2017年6月21日 20時) (レス) id: 0bffb50e77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すえさん
| 作成日時：2017年6月20日 22時
