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特に遊び盛りの高校時代
朝は家事をして
俺を幼稚園まで送り届け
日中は学校へ行き
夕方は俺を迎えにきて
買い物へ行き
家でも家事と俺の世話
俺が寝た後は課題やら何やらをしていた
遊びに行く姿なんて
片手で数える程も見たことがない
我儘を言って怒られたことはないし
『我儘を言えるって言うのは
心から信用しているからなんだよ
だからそういうことはどんどん言いなさいな』
むしろ喜んで聞いてくれた
幼稚園の頃は夜によくうなされたりした
親父の稽古の夢や
母さんが煮え湯を浴びせる場面の夢
何度も何度も見た
その度に俺を起こして
『坊っちゃん、坊っちゃん
大丈夫、大丈夫、俺がここにいるから
もう眠りなさいな』
泣いている俺を慰め
寝付くまで背中をさすってくれた
なんだ
理由なんてあるじゃないか
こんなにも長い間俺の我儘に付き合わせて
あまつさえ
これからもまだ付き合えなんて
俺が言える立場じゃなかったんだ
自分1人でも大変なのに
幼い俺と一緒でどれだけ苦労をしたのだろう
俺が好奇の目に晒されないように
どれだけ守ってくれたんだろう
俺をクソ親父から守るように
文句を言われないように
必死にここまで育ててくれた
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すえさん(プロフ) - ありがとうございます！続編もぜひぜひお楽しみにー (2017年4月9日 9時) (
レス) id: d98739a671 (このIDを非表示/違反報告)
晋陽 - 続編がんばってください！ (2017年4月8日 22時) (レス) id: 698e01f38a (このIDを非表示/違反報告)
すえさん(プロフ) - ありがとうございます！続きも書きますよーお楽しみにー (2017年4月5日 0時) (レス) id: d98739a671 (このIDを非表示/違反報告)
晋陽 - 続きがとっても気になります!がんばってください！^ρ^ (2017年4月4日 23時) (レス) id: 698e01f38a (このIDを非表示/違反報告)
アサ - めっさ面白いやんけェ〜^o^ (2017年4月4日 23時) (レス) id: 3bbc5d11c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すえさん
| 作成日時：2017年4月1日 16時
