小料理屋開けるね7 ページ42
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ヒロくんから水を受け取ってちびちび飲む。
少し飲んでぼやっとしてると、突然ヒロくんから抱きしめられる。
「…A、ちょっと無防備すぎるよ」
『ん?それはひろくんだから』
「俺もね、男なんだよ?」
『うん?わかってるよ?』
「分かってないよね??」
ぐっと力を入れられ、カーペットに組み敷かれる。
へ?ヒロくん??
『ひ、ひろくん?』
「Aは力の弱い女の子なんだから、男が無理やりこうすることも出来ちゃうんだよ?」
『う、はい、がくしゅうします…』
「あと、ちょっと前から思ってたけど、」
A、俺の声好きでしょ?と耳元で囁かれる。
緑川ボイス!!!!!死ぬ!!!!!
あっという間に酔いが覚めていく感じがする。
『ちょっとそれは無理ヒロくんそれは無理だって』
「え?もっと言って欲しい?」
ニコッと笑いながらも悪い顔をするヒロくんは大変セクシーだ。
い、意外とヒロくんSなのか…!?!?
「可愛いね、A」
『ひぇぇぇぇぇむりぃぃぃぃぃ!!!』
ただのオタクになっている自信しかない。
きゅっと顔を隠したいのにヒロくんが両腕をガッチリ掴んでいる(組み敷かれてる)のでそれも叶わず、ただヒロくんを見上げることしか出来ない。
「…これは色々とやばいな。」
『え??(組み敷かれ中+いい声にやられて顔赤い+恥ずかしすぎて涙目)』
「今日は、これだけにしておくね。」
ちゅっ、と額にヒロくんの唇が当たった感覚があり、ヒロくんの下から開放される。
「ちゃんと危機感持つこと。危なくなったら俺を呼ぶこと。」
『は、はい…』
いやアナタいつも忙しいでしょうが!と言えない雰囲気だったので大人しく従っておこうと思う。
明日休みと言えど、意外といい時間だからそろそろ解散にしようか、とヒロくん。
ゆっくり寝て欲しいし、そろそろお暇しよう。
そして、A絶対迷子になるから、ましてや酔ってるし絶対一人で帰っちゃダメ、とヒロくんにタクシーを呼ばれ、家までタクシーで帰ったのだった。
(タクシー代は知らないうちにヒロくんが払ってくれていたらしい。スマートなイケメンすぎる。)
後でお礼しなくちゃなぁ。
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気づいたら昨日が終わっておりました。
毎日更新出来なかった…
次は書きたくなっちゃったので科捜研の話を。(発作)
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cinderella32(プロフ) - ミクリさん» コメントありがとうございます!私のイメージとしては、はいはい君たち顔がいいんだから人をおちょくるのやめなさいよね、位な感覚でいるイメージで書いてます!これからも更新頑張って参りますので、ぜひご覧頂けますと幸いです☺️ (2023年4月23日 2時) (レス) id: d63765a717 (このIDを非表示/違反報告)
cinderella32(プロフ) - 通読人Zさん» とても嬉しいコメントをありがとうございます!色々試行錯誤はしているつもりなので、うまく世界観を合わせられていたら嬉しいです。引き続き更新頑張りますので、宜しければご覧頂けますと幸いです☺️ (2023年4月23日 2時) (レス) id: d63765a717 (このIDを非表示/違反報告)
cinderella32(プロフ) - 黒さん» コメントありがとうございます!ギャグハーも読んでいて楽しいですよね!引き続き更新頑張りますので、良かったら見に来てください☺️ (2023年4月23日 2時) (レス) id: d63765a717 (このIDを非表示/違反報告)
ミクリ - 1話から読んでます!みんな夢主ちゃん好きすぎやんw肝心の夢主ちゃんは天然なのか気付いてないですけど(・_・;)更新されるたびに楽しく読んでますw (2023年4月22日 16時) (レス) id: 469b35f20f (このIDを非表示/違反報告)
通読人Z(プロフ) - 科捜研とのコラボ!新鮮かつ違和感なく読めて、久々に出会った逸品に心躍りました✨ (2023年4月22日 8時) (レス) @page35 id: 484ee080f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:m-y | 作成日時:2023年4月19日 22時