科捜研は救いたい2

魔王の巣窟？ ページ21

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陣平くん救済から約1ヶ月。
ヒロくんのこともあるので色々考えてるし気を張ってはいるが、救済直前の緊張感から一先ず解放された日々を送っていた。






「まいど〜！」

『あ、風丘先生！』

「ん〜今日もAちゃんは可愛いねぇ。はい、差し入れ。」

『わ！ありがとうございます！いつもすみません。』

「すぐにお茶入れますね」

「所長〜休憩しましょう！」

「はい、マリコさんには鑑定書。」

「ありがとうございます！」







見慣れた風景にほっとしながら宇佐見さんの美味しいお茶と差し入れのケーキを頂く。
朝からずっと鑑定してたから甘いものが身に染みる……！







美味しいケーキに舌鼓を打っていると、ヒロくんからLINEが届いた。
なんだろう？と見てみると、




[これからちょっと時間取れるかな？手伝って欲しいことがあるんだけど……]




そう来ていた。
手伝って欲しいこと……？なんだろう、協力者としての件かな？まあでも今なら休憩を少しとっても怒られないだろう。





[大丈夫だよ。どうしたの？]

[詳細は会ってから話すね。とりあえず警視庁の外に出られる？]

[了解。これから向かうね。]

[ありがとう。警視庁の外で待ってる]





と最後に返信が来たので、了解、と送り、少しだけ外に出てくることを所長に伝えて警視庁の外へ向かう。






警視庁の外に出ると、ヒロくんが待っていた。
相変わらずイケメンだな。




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