科捜研は救いたい2

あれ、これ見た事ある3 ページ3

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楽しい時間はあっという間で、そろそろ戻ろうという話になった。私はこれから帰宅してプログラムの最終確認をしたい。
結局今回もみんなに奢られてしまった、申し訳ない。
今度なにか差し入れしよう…。






さて、そろそろ帰りますか、と思っていると、諸伏くんが声をかけてくれる。






「そういえば、みんなほとんど名前呼びしてるんだね、俺もAちゃんって呼んでいいかな？あと敬語も外して貰えたら嬉しいんだけど…」







少し照れながらそう言う諸伏くん。
色気ダダ漏れだな〜とさっきまで思っていたのに、急に可愛く思えてきた。
諸伏くんかわいい。






『もちろん。わたしもヒロくんって呼んでいいかな？』

「うん、そう呼んでもらえたら嬉しい」

『なかなかゆっくり会話したことなかったもんね。』

「そうだね、Aちゃんにはいつも松田と萩原がべったりだしね。」

『何故か気に入られちゃったみたいでね、警視庁内でくっつかれると女性の視線が刺さる刺さる…』

「萩原も松田もモテるからね。」







Aちゃんも巻き込まれて大変だ、と言ってくれるヒロくんは天使にしか見えなかった。
癒しだ、私の癒しがここにいる。






『…わたし癒しが欲しくなったらヒロくんセラピー受けに行きたい』

「ははっ、なんだそれ」






笑いながらよしよししてくれるヒロくん。
存在が癒しすぎる。空気清浄機かなってくらい心が洗われる。







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