あれ、これ見た事ある ページ1
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「それと」
『まだ何かあるの?』
「Aさえよければの話なんだが、僕の協力者になってほしい。」
『協力者って…あの?』
「ああ。嫌ならもちろん断ってくれて構わない。」
『いや、別に協力者になるのはいいんだけど』
そうさらっと答えると、いいのか?と少し驚きが含まれた声が零くんから聞こえてくる。
当たり前でしょ。零くんの協力者になれば諸伏くんを救えるきっかけがなにか見つかるかもしれないし。
そもそも零くん一人で無茶しがちだから私でいいなら助けてあげたいし。
『もちろん、協力者になるのは全然いい。零くんの手助けも出来るなら一石二鳥だと思う。でも私のスキルで協力者が務まるのかな?っていうそっちが不安で。協力者ってどんな人がいるのかはよく分かってないし。』
「…デジタルスキルはもちろん、科捜研の中でもどの部門でも担当することもできる知識量の多さと、さらに法医学も身につけてる逸材はなかなかいない。」
『え、わたし秀才の零くんにめちゃくちゃ褒められてる?舞い上がっていい?』
「もちろん褒めてる。ただ、科捜研の仕事だけでも忙しいのにさらに協力者としての仕事を頼むのはどうかと思っていてな。」
『それを言うなら公安も働きすぎでしょ。科捜研はまだ残業止まりで徹夜は少ないから。余裕だよ。』
そう言うと、「君は本当に面白い子だな」と微笑みながら言われる。
イケメンの微笑みいただきました。相変わらず顔かわいいな。きゅるんきゅるんだ。
『というわけで、協力者の話は任せて。私でいいならもちろんなる。』
「Aが協力者なんて心強いな。これから宜しく。」
『引き受けたからには精一杯頑張るよ。』
思いがけないところで零くんの協力者になってしまった。
と言うか赤井について以外完璧人間のような零くんにそこまで評価してもらえてるとは思わなかった。純粋に嬉しい。
「ああそれから、ヒロにも協力してやって欲しい。」
『もちろん。連絡もらえればいつでも。』
「頼りにしてるよ。さ、もうすぐ着く。」
そんな会話をしているうちにお店に着いた。
降りる時もドアを開けてくれる零くん。これはモテますわ。
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cinderella32(プロフ) - ミクリさん» コメントありがとうございます!私のイメージとしては、はいはい君たち顔がいいんだから人をおちょくるのやめなさいよね、位な感覚でいるイメージで書いてます!これからも更新頑張って参りますので、ぜひご覧頂けますと幸いです☺️ (2023年4月23日 2時) (レス) id: d63765a717 (このIDを非表示/違反報告)
cinderella32(プロフ) - 通読人Zさん» とても嬉しいコメントをありがとうございます!色々試行錯誤はしているつもりなので、うまく世界観を合わせられていたら嬉しいです。引き続き更新頑張りますので、宜しければご覧頂けますと幸いです☺️ (2023年4月23日 2時) (レス) id: d63765a717 (このIDを非表示/違反報告)
cinderella32(プロフ) - 黒さん» コメントありがとうございます!ギャグハーも読んでいて楽しいですよね!引き続き更新頑張りますので、良かったら見に来てください☺️ (2023年4月23日 2時) (レス) id: d63765a717 (このIDを非表示/違反報告)
ミクリ - 1話から読んでます!みんな夢主ちゃん好きすぎやんw肝心の夢主ちゃんは天然なのか気付いてないですけど(・_・;)更新されるたびに楽しく読んでますw (2023年4月22日 16時) (レス) id: 469b35f20f (このIDを非表示/違反報告)
通読人Z(プロフ) - 科捜研とのコラボ!新鮮かつ違和感なく読めて、久々に出会った逸品に心躍りました✨ (2023年4月22日 8時) (レス) @page35 id: 484ee080f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:m-y | 作成日時:2023年4月19日 22時