cigarette Love.【SEVENTEEN】 (ページ14)

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地下ページ14

荷台をどちらが押すのかで5分ぐらい揉めたが、これから王子様と呼ばなくていいことを条件にジスが押してくれた。
王子様もといジスのお陰で、練習室の冷蔵庫は三多水で満たされた。

sg「わ〜〜〜！！三多水いっぱい！ヌナありがとう〜！」

『どいたま〜〜水分補給ちゃんとしてね』

三多水なのは済州島の王子ことスングァンの要望だ。
彼曰くこの水しか勝たんらしい。

『ジスありがとう、あとごめんね練習中だったでしょ』

js「いいんだよ〜俺が好きでやっただけ、あと王子様はいつでもお姫様のこと守らなきゃいけないしさ」

『あーー....そりゃどうも.....』

この上ない引き攣った笑みを浮かべ、王子様とやらに背を向ける。地下に荷台返しに行かなきゃ。

元あった地下の場所に荷台を戻し、もう一つの目的地へ向かう。

この会社は地下に喫煙所がある。

メンバーはもちろん吸わないし、地下なんてスタッフでもそうそう立ち入らないからくるのは私の様な喫煙者ぐらいだ。

喫煙所のドアを開けると、見知った顔がいる。

『ガユンオッパ〜〜〜ここにいたんすね〜』

「あぁAちゃんおつかれ〜〜」

『オッパ、練習室の水無くなってましたよ私が補充したんだからもう』

「マジ？ごめんごめん！ありがとねあとで一箱奢るから」

『マジ！？やったー！』

実はオッパもヤニ仲間。
今日も明日もずっと平和な喫煙所でありますように。