cigarette Love.【SEVENTEEN】 (ページ12)

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練習室ページ12

練習室に来たはいいものの今日は練習しかないから仕事がない。
誰かが怪我したり体調崩したりしない限り特に。

部屋の端に座ってノートパソコンを開き、私の担当である事務仕事を片付ける。

『ミンギュは○日×時ブランドの撮影.....先方との打ち合わせが⬜︎日....』

部屋の隅でぶつぶつ呟きながら画面を睨んでいる私を、だれが一流キラキラ王子様アイドルのマネージャーだと思うだろうか。

dg「ヌナ！喉乾いちゃった〜、練習室の冷蔵庫空なんだけどストックある〜？」

『この日は車3台必要なのか....車と運転手の手配と.....荷物は......』

dg「ヌナ〜....？ヌナァ〜〜〜.......」

『服装はこれでご飯の手配は.........』

dg「助けてホシひょぉん....」

hs「ヌナァ！！！！！！ドギョマが泣いてる！！！！！！！」

耳元でホシの怒号が鳴り響き我に帰る。
かわいいかわいいドギョマが泣いてるだと...

『！？！？！ドギョマ！？！？どうしたの！？怪我したの大丈夫！？！！血！？！！』

dg「泣いてないし怪我してないし血出てないよ〜！ヌナ呼んでも全然こっち見てくれないから.....冷蔵庫が空なんだけどストックあるかな？って！」

『あぁごめん！全然耳に入ってなかったや....飲み物ね！ちょっと待っててね持ってくるから』

dg「ヌナありがとう！」

今日も可愛いドギョマの笑顔に癒されながら、事務所の倉庫に向かう。

jh「またやってるよ.....」

js「ハニも心配性だねぇ」

jh「も？俺は心配なんかしてない」

js「前言ってたじゃん、仕事にのめり込みすぎて倒れられたら困るって」

jh「倒れられたらシュアだって困るだろ」

js「そうだねぇ、ステージに立てないぐらい困るかも」