【09】 ページ10
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｢君の執事は実に有能だな、シエル。それにとびっきりの美人ときた｣
｢Aは僕のモノとして当然の仕事をしたまでだ。
…クラウス、Aはやらないぞ｣
笑みを浮かべながら言ったシエルだったが、
最後の言葉には怒りが込められていた
｢厳しいな。君からAを取る気はないさ｣
シエルの怒りを沈めようと弁解するクラウス
｢だがきっと英国中捜してもあれだけの器量を持つ逸材は中々いないぞ？｣
｢当然だ。だが僕がAを雇っている理由はそれだけじゃない｣
その言葉を聞いてクラウスは頭に？を浮かべる
｢Aのスイーツより美味いスイーツをまだ食べたことがなくてね｣
予想外の答えにクラウスは呆然とするが
すぐに意識を取り戻しははは！っと大笑いした
｢確かに
｢今日のデザートが楽しみだ｣
実はスイーツよりも重大な理由があるのだがそれを言うはずもなく
シエルは、Aのことを思い浮かべ微笑んだ
·
場所は変わり、厨房＿＿＿＿
｢わあっおいしそう！！｣
フィニの前にはプロ並に凝って作られたミルフィーユがある
｢いい匂いですねー｣
Aがもくもくとホイップを絞っていると、
バルドとフィニのお腹の音が聞こえAは苦笑いを浮かべる
｢あと少し大人しくいい子にしていたらご褒美に食べさせてさしあげます｣
｢わーいっ！！｣
何故かAに直接食べさせて貰えると
勘違いした2人はバンザイをして喜んでいた
·
｢お待たせ致しました。食後のデザートでございます｣
台車に乗ったA特製のデザートを見て
クラウスは勿論シエルも待ってましたと笑みを浮かべた
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MOMO(プロフ) - これで終わりではない……ですよね！？お気に入り作品にしようとしたんですがお気に入り作者しか出来なくて心配だってんです！！シエル君大好きなのでもっとシエル君の作品増えてくれるといいなって思ってたのでこんなにいい作品があるの嬉しいです！！頑張って下さい！ (2023年2月20日 4時) (
レス) @page11 id: 086efc5a74 (このIDを非表示/違反報告)
Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️めっちゃこの物語良き過ぎます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新されるのを楽しみにしています(*^^*)🎵𓈒𓏸 (2022年9月14日 20時) (レス) @page11 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃香 | 作成日時：2022年2月15日 22時
