Day2.再会 ページ3
kwkm side
あれから2週間後
大学の入学式も終わって
今日から講義が入る
講義室に行くと誰もいなくて
やっべ早く来すぎたかなあと思ったが
とりあえず本を開いた
やっぱり本はいろんなことを教えてくれていいなあと思っていたそのとき
「その本面白いですよね」
後ろから声を掛けられた、
「この本知ってるんですか?」
そう聞こうとして顔を見た時俺は言葉を失った
あの時みた女性·····というかAだったから。
「君·····A·····なん·····?」
「え、そうですけど、?どうして私の名前をご存知なんですか?」
「ご存知もなにも俺のこと覚えてへんの·····?」
「覚えてるもなにも初対面·····ですけど·····」
嘘をついているような目には見えなかった
「あ、えっと失礼しました·····」
「いいえ大丈夫ですよ、あなたもこの講義参加されるんですか?」
「そうなんですけど早く来すぎたので·····本を読んでました」
「そうなんですね、私はAAと申します、私もこの講義参加するので良かったら隣に座ってもいいですか?」
「もちろんですよ、俺は川上って言います」
「川上さんですね、よろしくお願いします!」
俺は彼女のことが気になって仕方なかった
下の名前は一緒なのに苗字が違う?
でも顔は俺が知ってるAとそっくりなんて
そんなことあるのか·····
初めての講義集中なんて出来るわけなく終わってしまった
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作者名:しぇりー | 作成日時:2019年9月10日 23時